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アップルの“ARグラス”登場は近い? これまでの特許や報道振り返り・まとめ

AR(Augmented Reality、拡張現実)デバイスはデジタル情報を現実に重ねて表示することが可能で、ARグラスやARヘッドセットなどの名称で呼ばれています。近年では、各企業からARデバイスが登場し、市場が広がりを見せています。

iPhoneやMacで知られるアップル(Apple)も、ARに早くから注力している企業の1つです。アップルからは未だARデバイスが発表されていませんが、市場や開発者はアップルのARデバイスに注目するなど多くの期待が寄せられています。一部報道では、2020年前半にリリースが開始するのではないか、と報じられています。

本記事では、アップルがこれまでに出願・取得したAR関連の特許についての情報や、ARデバイスに関する動向を、過去に掲載したニュース等をもとに振り返ります。

目次

1. 早くからAR関連の特許取得や企業買収を実施
2. NASAはアップル製AR/VRデバイスを検討していた
3. デバイスの特許取得や「ARkit」登場などARへの投資が進む
4. 過去には一体型ARヘッドセットの噂も
5. 台湾企業とARメガネのディスプレイ製造について合意
6. 片目8KのAR/VR両対応ヘッドセット開発中か
7. 「ARkit2」でAR機能がより強化へ
8. ハンドトラッキング企業の買収に2度失敗
9. 2019年中にARデバイスが量産開始か?
10.アップル製ARデバイスは未発表ながら高い注目を集める

早くからAR関連の特許取得や企業買収を実施


(2015年7月にアップルが特許取得したメガネ型ヘッドセット)

アップルは2007年よりヘッドセットの特許を取得しており、2015年7月にメガネ型ヘッドセットの特許を申請しています。2016年1月には社内にVR/ARチームが存在し、プロトタイプを制作していると報道されており、同年7月にはシースルー型のARディスプレイに関する特許を取得したことが明らかになっています。

買収関連では、2015年にAR関連企業であるMetaioを買収して以来、ARおよびコンピュータビジョン関連の企業を立て続けに買収しています。買収した企業は顔認証のFaceshift社、表情認識や分析技術のEmotient社、大規模SLAMや画像認識および3Dトラッキング技術のFlyby Media社などで、VR/ARの人材を強化しています。

今回も発表せず アップルはVR/ARに取り組んでいるのか

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NASAはアップル製AR/VRデバイスを検討していた

2016年に開催された技術系のトークイベント「HACK THE FUTURE」では、NASAがマイクロソフトのMRデバイス「HoloLens」を採用した理由について語るセッションが実施されました。

その中で、NASAが選定したデバイスの中には、アップル製のデバイスがあったことが明かされています。アップルが開発したデバイスはARデバイスなのか、それともVRデバイスなのか、具体的な特徴や性能については回答されていませんが、「実際にデバイスとして使用できるものであった」と明かされています。

NASA開発者、MRデバイス「HoloLens」を選ぶ際にアップル製のデバイスも試したことを明かす

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デバイスの特許取得や「ARKit」登場などARへの投資が進む

2017年になると、カメラ付きARデバイスの特許取得イスラエルの研究所にて1,000人以上のチームでAR開発が行われていると報道されるなどARへの投資が進みます。

2017年の2月、アップルのCEOであるティム・クック氏は「ARは素晴らしいと思う。VRが現実世界を切りはなす一方、ARは現実世界を保ったまま、さらにそこに情報を付加してくれる」とARの有用性をVRと対比しながら語っています。

また、2017年はARプラットフォーム「ARKit」がリリースされた年でもあります。ARKitにより、スマートフォンなどのカメラで現実空間を認識、3Dモデルを机の上に置くなどが可能になりました。ARKit公開後は、ARプラットフォームを補完するためのARヘッドセットに関する特許取得なども報道されています。

過去には一体型ARヘッドセットの噂も

2017年11月に米メディア・ブルームバーグは、アップルが2019年には一体型ARヘッドセットの市場投入の準備が整い、2020年の早期に出荷するなどのリークを報じています。一体型ARヘッドセットには独自のスクリーンとOS、チップセットが搭載されています。

ARヘッドセットのソフトウェアを動かすOSは「rOS」と呼ばれる独自OSを開発しているとのことです。外見に関する情報はありませんでした。本件に関してアップルはコメントを控えています。

台湾企業とARメガネのディスプレイ製造について合意

一体型ARヘッドセットの噂が報道された翌月にあたる2017年12月には、アップル製品の組み立てメーカーの台湾クアンタがARデバイスのディスプレイ製造について合意に達したと報じられました。クアンタはイスラエルのAR関連の部品メーカーLumusとライセンシングの契約で合意。LumusはARメガネのディスプレイをデザイン、クアンタはARメガネのレンズを製造するとのことです。

また、「CES2018」では、アップルがARデバイスに必要な部品メーカーと接触していたことも報じられています。具体的なメーカーやどのような部品なのかについては明かされていません。

この後のディスプレイ関連の動きとしては、2018年2月に高解像度ディスプレイを開発するeMagin社に出資同年8月にはARディスプレイ開発のAkonia Holographicsを買収しています。

片目8KのAR/VR両対応ヘッドセット開発中か

2018年4月には米メディア・CNETが、アップルが片目8KのAR/VRに両対応したデバイスを開発中であると報じています。2017年にブルームバーグが報じた内容とは異なりますが、発売時期は2020年とされています。

デバイスは、アップル製カスタムチップを搭載した親機から60Ghz帯の無線により接続されます。位置のトラッキングは、デバイスに組み込まれたカメラなどで行う、インサイドアウトトラッキングが採用されている模様です。

アップル、片目8KのAR/VR両対応デバイスを2020年発売か

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「ARKit2」でAR機能がより強化へ

2018年6月に開催された開発者会議「WWDC2018」の基調講演はARから始まりました。そこで発表された新たなARプラットフォーム「ARKit2」は、複数のユーザーが同じ場所でARを共有できる「シェアリング機能」の搭載、イメージ認識やトラッキングのサポートが拡大され3Dオブジェクトが認識できるようになるといった強化が施されています。

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ハンドトラッキング企業の買収に2度失敗

アップルは、ハンドトラッキング技術を開発しているLeap Motion社の買収に2012年から2018年の6年間で2度失敗していることが報じられています。報道によれば、2013年にアップルが買収を持ちかけるも交渉は成立せず、2018年春には最終ステージまで話が進んだものの不成立に終わったとのこと。提示価格は3,000~5,000万ドル(約33.6億~56億円)です。

なお、Leap Motionは2019年5月にイギリスのハプティクス企業UltraHapticsに買収されています。

2019年中にARデバイスが量産開始か?

2019年に入ってからもARに関する動きが多く見られます。2019年3月にはアップルに通じるアナリストが、2020年前半のうちにARデバイスがリリースされると予測しています。過去には、一体型ARヘッドセットや片目8KのVR/AR両対応ヘッドセットなどが噂されていましたが、今回報道されたのはiPhoneと接続して使用するARグラスとのことです。

アナリストのMing-Chi Kuo氏によれば、アップルウォッチに似た機能を持つとのことで、スマートフォン側でインターネット接続や位置情報の取得、電源供給を行い、デバイス側の軽量・快適性を実現すると見られています。

この他にも、アップルはAR関連のマーケティング責任者のポジションを新設したり、大手ソフトウェアメーカーのSAPとAR・機械学習の活用で提携を行っています。また、VRコンテンツ制作やプラットフォームを手掛け、近年はARに注力している米JauntのCTOを務めていたArthur van Hoff氏がアップルのシニア・アーキテクトに着任するなど、ARへの取り組みが行われています。

アップル製ARデバイスは未発表ながら、高い注目を集める

アップルは、開発者会議WWDC2019にて、新ARプラットフォーム「ARKit3」をはじめとする、3つのAR関連の機能・開発ツールを発表しました。iPhoneやiPadのカメラを利用したモーションキャプチャ機能や、ARで表示されているCGと人間の前後関係を正確に反映する機能が公表されています。

こうしたARへの取り組みを続けているアップルに対して、市場や開発者はアップルのARグラスに大きな期待を寄せています。

AR/VRやモバイル分野を中心に調査・投資を行うDigi-Capitalのレポートでは、アップルは「今、注目されているスマートグラス/ARグラスのプラットフォーム」として3位にランクインしています。

Digi-Capitalのレポートによれば、アップルのARグラスは、マイクロソフトの「HoloLens」、Magic Leapの「Magic Leap One」に続き、3番目に重視されるプラットフォームとして報告されています。これは、既にエンタープライズ向けスマートグラスを発表したグーグル(Google Glass Enterprise Edition)よりも上位の位置づけです。

各報道では、アップルのARグラスは2019年より量産開始され、2020年にリリースされることが推測されていますが、2019年6月現在アップルからARグラスに関する公式発表はなされていません。ARグラスに関し今後どういった発表がされるか、アップルの動向に引き続き注目です。


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