イギリスのフィナンシャル・タイムズ紙によると、アップル社内にVR/ARチームが存在し、プロトタイプを製作しているとの報道がされています。
Tim Bradshaw記者の記事によると、アップルは最近AR関連のスタートアップFlyby Mediaを買収しました。同社は、グーグルの物体認識と3D把握技術のソフトウェア「Project Tango」を提供していました。2013年にアップルが買収したPrimeSense社(マイクロソフトにKinectの深度センサーを提供)を思い起こさせます。
アップルは他にもARスタートアップのMataIO、顔認識のFaceshiftなどのAR関連企業を買収してきました。最近、アップルのティム・クックCEOは、VRに関する質問に対して「ニッチではない、VRは本当にクールで面白いアプリケーションがある」と応えています。
特許の取得や買収などから推測の絶えないアップルのVR/ARの取組には引き続き注目が集まっています。
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(参考)
Uploard VR / Report: Apple Building Secret VR/AR Team, Prototyping Headsets
http://uploadvr.com/apple-building-secret-vr-team/