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AR/MR 2019.03.10

アップルのARデバイス、2019年中に量産開始か iPhoneと接続?

数年前から噂されるアップルのARデバイスが、ついに登場するかもしれません。アップルに通じるアナリストによれば、2020年前半のうちにリリースが予測されるということです。

2017年、ARデバイス発売時期リーク

ARデバイスを巡るアップルの動向は、過去にもたびたび報じられています。2017年10月にCEOのティム・クック氏が「(ARデバイスに関して)Appleは最初になりたいのではなく、最高になりたい」と発言。その翌月には米メディアブルームバーグが、アップルのARデバイスは2020年発売を目標に動いているとリークしました。

iPhoneと接続して使用

今回の情報は、アナリストMing-Chi Kuo氏のレポートに基づきます。Kuo氏はアップルのARグラスが、早ければ2019年第4四半期に量産開始、2020年前半のうちにリリースされると予測しています。デバイスの詳細は不明ですが、同氏によればアップルウォッチに似た機能を持つということで、iPhoneと接続して使用するとのこと。スマホ側でインターネット接続や位置情報の取得、電源供給を行い、デバイス側の軽量・快適性を実現すると見られています。

具体的な用途は不明

2019年3月現在、アップルのAR事業と言えばiOS向けのARプラットフォーム「ARKit」が挙げられます。スマートフォンのカメラを使い、現実にARコンテンツを重ねる機能です。これにより、ARKitで作成されたARアプリが次々にリリースされました。しかしARネイティブで実用的な価値のあるものは、多くありません。

アップルがARヘッドセットで実現を目指す機能は、まだ明らかになっていません。例えば競合のグーグルは、Google MapにAR機能を実装すると報じられています。アップルも独自の地図アプリ「Maps」を提供しており、ARデバイスで地図とナビゲーションを見るというような使い方も、1つ考えられそうです。

(参考)TechCrunch


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