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アップルのARデバイスは市場を制するか? 未発表だが高い注目を集めるその理由

「アップルがARデバイスを開発している」という噂や推測が、たびたびユーザーやメディア、アナリストの間で囁かれています。未だその実態は明らかになっていないものの、市場や開発者がアップルのARデバイスに期待を寄せていることは、明白になりつつあります。

AR/VRやモバイル分野を中心に調査・投資を行うDigi-Capitalのレポートでは、アップルは「今、注目されているスマートグラス/ARグラスのプラットフォーム」として3位にランクインしています。製品発表すらされていないデバイスが、なぜ高い関心を集めているのでしょうか?

アップルのARデバイスは「発表すらされていないが、期待感は高い」

5月26日に公開されたDigi-Capitalのレポートによると、アップルのARデバイスは、マイクロソフトの「HoloLens」、Magic Leap社の「Magic Leap One」に続き、3番目に重視されるプラットフォームとして報告されています。これは、既にエンタープライズ向けスマートグラスを発表したグーグル(Google Glass Enterprise Edition)よりも上です。


(Digi-Capitalのレポートより抜粋したグラフ。AR/VR関連企業のCEOを含む幹部・役員や、開発者らによる回答を元にしている。複数回答を含むため、合計は100%にならないことに注意)

しかし既にデバイスを発表・発売しているこれら2社に対し、アップルからARデバイスに関する公式発表はなされていません。他方で2019年3月、アップルに精通するアナリストは「iPhoneと接続するARデバイスが2019年末に量産をスタートし、2020年には出荷される」とレポートしています。

アップルのARデバイス、2019年中に量産開始か iPhoneと接続? | Mogura VR

アップルのARデバイス、2019年中に量産開始か iPhoneと接続? | Mogura VR

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スマートグラス/ARグラス5つの課題

Digi-Capitalはコンシューマー向けスマートグラスやARデバイスにおける課題を5つ挙げ、なぜアップルがこのように注目を集めているのかを分析しています。課題として挙げられているのは「傑出したデバイス」「1日持つバッテリー寿命」「モバイル機器との接続」「アプリのエコシステム」そして「価格」です。

第一の「傑出したデバイス」という点については、アップルはiPhoneやMacを代表とする製品のデザインにおいて抜きん出た実績を誇ります。アップル製品と同等レベルのARグラスを開発する、となれば、それはアップル自身にしかできないことでしょう。

第二の「バッテリー寿命」は重要です。現在、丸一日スマートグラスやARデバイスを使用するには別途バッテリーパックが必須ですが、軽量なデバイスの実現とは相反します。アップルが抜本的な解決策を持っていない限り、「スマートフォンとARデバイスを接続して使う」のは現実的な解決策だと考えられます。しかし、イヤホン「AirPods」などでワイヤレス化を志向しているアップルの戦略とは矛盾するでしょう。


(「Magic Leap One」のバッテリーとプロセッサは「Lightpack」と呼ばれる、外付けパーツになっている)

第三の「モバイル機器との接続」については、iPhoneと接続するデバイスならばクリアできます。これは、HoloLensやMagic Leap OneがWi-Fiを利用して通信を行うのに対し、アドバンテージとなり得ます。

第四の「アプリのエコシステム」という点では、アップルは2017年にリリースしたiOSとiPadOSのAR機能「ARKit」で先行しています。ARKitに対応するデバイスは、インストールベースで2019年時点で7.5億台。2020年には8億台に到達すると見られています。


(開発者会議・WWDC2019で、最新版となる「ARKit3」が発表された。様々な機能を有しており、ARグラスの登場を予感させるものとなっている)

なお、ARKitは、上位2社だけでなくグーグルのARプラットフォーム「ARCore」に対しても優勢です。Digi-Capitalの分析では、1ユーザー当たり平均利益(ARPU)はARKitがARCoreの2倍。ARCoreはインストールベースでも4億台と、アップルに遠く及びません。このようにアップルのエコシステムが確立している点は、今後同社のARのグラス向けにアプリ開発を行うデベロッパーの安心材料となります。

最後に「価格」です。アップルは長らくに渡り、iPhoneとその周辺機器について戦略的な価格設定を行ってきました。したがって、ARグラスもやや高価なものとして設定されることが予想されます。

一方、スマートフォンと接続するタイプであれば、価格面でも優位に立てます。なぜなら、オールインワンや外付けバッテリーパックを用いるデバイスに比較して、部品コストを抑えられるためです。これにより、価格設定にも余裕を持てるというわけです。

スマートグラス市場を制するのは誰か?

では、最終的にスマートグラス市場で勝者となりうるのはどの企業でしょうか? Digi-Capitalらの過去の調査が示唆しているのは、注目を集めるデバイスが現実のものとなり、リリースされると、さらに注目されるという事例です。2018年の第3四半期にVR分野で行われた同様の調査では、およそ41%がフェイスブック(Oculus)の新型VRヘッドセット「Santa Cruz」を注力するVRデバイスとして挙げています。そして「Santa Cruz」がそのコードネームを捨て、「Oculus Quest」として正式に発表されると、調査結果はおよそ61%に上昇したのです。

今回の調査で、アップルは製品リリース前ながら43%という高い関心を集めました。同社が実際にスマートグラスやARグラスを世に送り出せば、HoloLensやMagic Leap Oneにとって十分な脅威となることが推察されます。

(参考)Digi-Capital


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