ホーム
PSVR
Oculus Go
VTuber最新情報
Vive・Vive Pro
AR/MR
スマホVR
VR体験情報
ビジネス利用
VR動画
技術動向
おすすめVTuber動画
VRゲーム・アプリ
業界動向・将来予測

VRの「いま」を掘りだすニュースメディア

MoguraVR

一緒にお酒を飲みたい歌姫VTuber「かしこまり」親しみやすさと仲良し漫才

6月8日、VTuberかしこまりのファーストライブが、MELODIA Tokyoで行われました。

https://www.youtube.com/watch?v=Ax9I2ctm3LE

VTuberのリアルライブは、キズナアイ響木アオなど、徐々に増えつつあります。かしこまりもかなり速いスピードでリアルライブを行った1人。見ての通り、ライブ慣れ感が半端じゃない。すぐに観客を煽り、コールアンドレスポンスを求め、軽快にMCを飛ばしています。


(現地会場のライブハウスはファンで満員に。非常に盛り上がっていた)

数多くの歌唱系VTuberの中でも、彼女は等身大の大人の女子キャラクターとしての魅力を振りまき続けています。

キュートでフラットなビジュアル

https://www.youtube.com/watch?v=I-VGydMjiII

「みなさんこんにちは、バーチャルYouTuberのかしこまりでーす、そしてマネージャーの」「パンディーでーす」「パンディーでーす!」
この掛け合いは最初からのもの。まだ一回目は抑え気味。以降どんどん掛け合いはパワーアップしていき、どこで終わるのかわからなくなるほどに。

初登場が2月13日。かしこまりのイメージは当時のVTuberの間ではちょっと変わっていました。なんと言ってもかしこまりの見た目が、非常にフラット。キズナアイをはじめとしたVTuber四天王のようなインパクトはありません、あえて「普通」を狙っているのが伝わる、髪型と表情。

服装はちょっとレトロポップ調の、歌のおねえさんスタイル。明るさとキュートさを強調し、女性を強調するようなフェティシズムは薄め。メインロゴも、NHKの教育番組的です。

タンバリンのマネージャー・パンディが、人格を持ったキャラクターとして常時一緒にいるのも特徴的でした。当時は既に、富士葵の「キクノジョー」やときのそらの「あん肝」などがサブキャラクターとして存在していました。ただ完全な相方として目立っているのは珍しいことでした。

https://www.youtube.com/watch?v=91wjDz4z5Sw

続々とアップされる歌動画で、彼女の歌唱力は一気に評価されました。アルトボイスの彼女はJ-POPを得意とし、ミドルテンポやハイテンポな曲をパワフルに歌いあげ、多くの人の心をつかみました。

彼女の人気は、数々の歌唱動画、相方パンディとのかけあい、そして生放送「ヨルタマリ」で、一気にブレイクします。「普通」っぽいコンセプトが、全ていい方向に作用していきます。

大人の時間「ヨルタマリ」

https://www.youtube.com/watch?v=R5T-7N1UryQ

3月9日から配信されるようになった「ヨルタマリ」は、VTuberファンに衝撃を与えるものでした。この配信、お酒飲みながらやっている。結構有名になってきているのに、飲酒配信なんて大丈夫なのか、事故が起こるのではないか?

豪快なスタイルの配信は成功。かしこまりに一緒にお酒飲みたい女の子属性が付きました。普段から明るい彼女がベロンベロンになると、さらにアッパーになっていく様子のインパクトったらない。

動画の序盤を見るとわかりますが、かしこまりが何も始まってないのにお酒らしいものを手にとっているのがトラッキングされており、会話を無視してグイグイ飲み始めています。パンディの進行の合間にめっちゃ飲んでいます。そして色んな回でゲップしています

時々厄介な酔っ払い方をして、かしこまり・パンディ共に面倒くさくなることもあります。なおメタな話として、ガチで飲んでガチで酔っています、とは6月29日の配信で発言済み。
 
「お酒を一緒に飲む」VTuberというのは、大人の視聴者には刺さるものがある。
女子高生くらいの年代の少女をアイドル的に愛でて応援するのと、ジャンルが異なります。大学生や社会人同士で、飲みながらお互いにあーだこーだ言ってもOKそうな、身近にいるかのような感覚、生身のような存在感がものすごく強い。

酔っ払ったかしこまりが、パンディに対して笑いながら、散々な物言いをするのがおもしろい。「つまんないパンディ!」「パンディきらい!」「お前まじでなんなの!」普段以上に扱いが雑。これって、男子が飲み会の席で、酔った女子に絡まれたいなって妄想するノリ、そのものじゃないですかね。加えてバーチャルなのが功を奏して、酔っぱらいが苦手という人でも、眺めるように楽しめる。

撮影場所が「居酒屋」なのがまた素晴らしい。全編に渡って気取らない空気に覆われています。

笑い上戸で底抜けに明るい。視聴者含め誰とでも気さくに話せる。パンディとのトークのコンビネーションが鮮やか。締めで歌う時はかっこいい。かしこまりの主成分が、ほぼ全て詰まっているのが、「ヨルタマリ」です。たまにどうしようもなく世知辛い話が、2人から飛び出してくるのも魅力。飲み屋のノリで悲しい話を一緒に笑えると、親しみは強くなるものです。

なお、ファーストライブではビールを使ったオリジナルの「ちゃんまりカクテル」も販売されていました。ヨルタマリ見ている人なら、そりゃ買っちゃいますよ(ノンアルもありました)。

ちゃんまりの庶民感

かしこまりの庶民感はどんどん肉付けされていきました。
なかでも5月18日から始まった生放送「ちゃんまりゲームナイト」のスタイルは、大人の女性の寝る前、といった様子でこれまた多くの男子のハートを掴みます。

https://www.youtube.com/watch?v=RkMW9_j7myk

前髪をちょこんと縛って、ラフなTシャツ1枚。普段から飾らない彼女ではありますが、飾らないどころかラフの極み。それでいてやっぱり、エロティシズムはあえて排除されている絶妙なデザイン。近所の明るいお姉ちゃん、あるいは大学のサークルの友達、といった趣です。
 

かしこまりは、Twitterや動画で色んな人にガンガン絡んでいくコミュ力モンスターでもあります。視聴者であろうとVTuberであろうと、みんな友達、と言ったノリでバンバン話しかけます。緊張しやすい一面もありますが、良い意味で人懐っこい。

https://www.youtube.com/watch?v=NLb4WyYwYNk

かしこまりとパンディのコミュニケーション能力の高さがよく分かるイベントの1つが、「パンディのクイズVS」シリーズ。ゲストだろうとなんだろうと、自分たちのペースで引っかきまわしつつ盛り上げていくのが面白い。
 
だからこそ、歌を歌う時の彼女のかっこよさは、ギャップとなって何倍にも膨れ上がります。特徴的なのは、歌動画ではかしこまり本人はタブレット端末の中にいて、表に出ないというところ。

https://www.youtube.com/watch?v=h6Ouxk7Pi30

https://www.youtube.com/watch?v=AQCL88Upry4

https://www.youtube.com/watch?v=Xkyy4gSVma8

しっかりした歌声は心地良いし、動画の作りもセンスがいい。しかしそこにいるのは普段ふざけている「すぐそばにいるお姉ちゃん」ではなく、電子の向こうにいるバーチャルな歌姫。ヨルタマリであんなにも近くに感じられたのに、歌動画では次元が違うことを感じさせられます。

歌動画の色味が全体的にちょっとセンチメンタル風味にくすんでいるのは、かなり計算されている映像だからのはず。

仲良しの飲み友達が、気づいたら遠いところで歌い、輝いている。ちょっと遠いようで少しだけ寂しくて、でも力いっぱい応援したくなる。歌い終わったらまた、飲み屋で一杯交わしたくなるから「ヨルタマリ」へ。心地いい、大人の付き合い。

燃えろパンディ!

かしこまりを語る際に重要なのが、パンディの存在。かしこまりを引き立てるためのキャラクターとして、ネタの方向を整理する役目として、大活躍。

今では単体で高い人気を誇り、(元はエイプリルフール企画スタートではありますが)自分のチャンネルを持ち、「パンディーズ」と呼ばれるファンがつくほどになっています。

パンディの存在の強みの1つが、せこいネタも彼なら言える、というところ。角が立つ発言やメタ発言は基本的に好まれないものですが、パンディであれば、視聴者もかしこまりもゲストも、一斉に彼を叩くことができる。叩かれるのがタンバリンの仕事だもんなあ。
かしこまりや視聴者から「燃やすぞパンディ!」と言われることもあります。そこまで含めてワンセットの道化です。彼の裏側には「長いものには巻かれろ」と書かれているのもユニーク。

割とじゃじゃ馬娘なかしこまりのわがまま・やんちゃを一身に引き受けられるのもパンディの強い所。かしこまりの、いうなれば「大人の甘えん坊」なところが、パンディがいることで安心して見られるっていう寸法です。人間の男性じゃなくて、よくわからないタンバリン生命体だから、2人のやり取りを気楽に見られるという設計もうまい。
 
苦行と言われる「プーさんのホームランダービー」を、放送終了後も黙々と1人でやっている様子がファンの間で評判になり、好感度アップしたことがありました。耐えることが魅力的に見えるあたり、支える男のかっこよさが、パンディには反映しやすいのかもしれない。

https://www.youtube.com/watch?v=LMpyIbA0GbM

2人の関係がよく見られるのが、ドッキリ企画。引っ掛けのためとはいいかしこまりが「大好き!」「ありがとう」と言ったり、2人で今までの歩みを思い出したりと、いい雰囲気を作った後からの種明かし、そして騙されたかしこまりの、本気の「むかつく!
かしこまりの貴重なデレを、素で遮って気づかないパンディのしゃべりも、この2人ならでは。まるで夫婦漫才です。

色々な企画や話題を持ち出して楽しませつつも、最終的には「かしこまりとパンディのやりとり」が最大の見せ場になっている動画の構造。この2人の対等なかけあいの見せ方は、既に多くのVTuberにも影響を及ぼしています。

ファーストライブでは、パンディがかしこまりと一緒に「ライオン」をデュエットしていて、びっくり。確かにパンディはネタ的に動画で歌ったりもしているけれども、これかしこまりのライブなのに!

でもこれこそが、かしこまりのチャンネルが追求する歩み方、楽しませ方。普段仲の悪い2
人が声をあわせ、いっぱいいっぱいなパンディにかしこまりが「頑張って!」と声をかける様子を、ファンは見たいのだもの。

バーチャルシンガーの姿と、マネージャーとワイワイ揉める姿。両方があってこその、かしこまりは、パンディと二人三脚で次のステップに向かいます。あ、パンディに足はあります

バーチャルYouTuber紹介・過去記事

今から楽しむVTuber入門 増え始めた“これから”が面白い!
これでわかる!企業・サークル所属のVTuberまとめ(2018年6月版)
最古の新人VTuber「ウェザーロイドAiri(ポン子)」が模索した、視聴者との双方向性
元気新人ナースVTuber「名取さな」友達感覚のインターネットミームの申し子
最恐?のホラー系VTuber「ンヌグム」が引き込む深淵の楽しみ方
人気バーチャル配信者グループ「にじさんじ」見どころ一挙紹介! 一期生編
かわいくなった歌姫女子高生VTuber「富士葵」に多くの友達ができた日
「生まれてきてくれてありがとう」未来のイヴを体現するバーチャルYouTuber“のらきゃっと”の魅力
バーチャルYouTuber月ノ美兎 “サブカルムカデ委員長”の魅力と信念とは?
儚げな少女バーチャルYouTuber「鳩羽つぐ」がネットを大いに騒がせているワケ
その包容力、まさに“聖母” 女子高生バーチャルYouTuber「ときのそら」 苦労と努力の軌跡
バーチャルYouTuberの可能性を開拓するマッチョ男子「げんげん」とは?
バーチャルYouTuber猫宮ひなた “天才ゲーマー幼女”の魅力に迫る
異色のゾンビ系バーチャルYouTuber「カフェ野ゾンビ子」の楽しくて哀しい世界
バーチャルYouTuber「月ノ美兎」サブカル女子高生委員長が人気急上昇中
世の中案外世知辛くない! 「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん」が証明した、美少女になれる可能性
バーチャルYouTuber輝夜月 おはよー!で世界を目覚めさせた秘訣とは?
バーチャルYouTuber「シロ」がオタク層の心をがっちり掴んだワケ
バーチャルYouTuberの切り込み隊長「ミライアカリ」は、文化の壁を壊せるのか
トップバーチャルYouTuber「キズナアイ」 ポンコツAI(?)が切り開く近未来

この記事を書いた人

たまごまご

たまごまご(@tamagomago) ライター。エキレビ!、ねとらぼなどで書いてます。「仕事のマナー「気がきかない」なんて言われるのは大問題ですっ! 」など、本出してます。女の子が殴りあったり殺しあったりするゲームが好きです。

法人様向けVR/AR/MRサービスのご案内
Advertise on Mogura VR(English)

デイリーランキング

機材+コンテンツ+運営スタッフを
Mogura VR がフルサポート
機材+コンテンツ+運営スタッフを Mogura VR がフルサポート 「出前VR」

VTuber ライブ配信予定表

VR業界 2018年
バーチャルユーチューバー 最新情報まとめ
ニンジャマスクの購入はこちら! Mogura VR Store

「Insta360 Pro 体験説明会」 Advertisement

VR/AR/MR 用語集