Meta Quest 3のMRコンテンツで使用される“ダイナミック・オクルージョン”機能にアップデートが導入されました。この更新によって、より高品質かつ精度の高いコンテンツの開発が可能になります。
そもそも、MRコンテンツにおける“ダイナミック・オクルージョン”は、バーチャルなオブジェクトを現実の物体の後ろに配置することを可能にする機能を指します。例えば下記の画像のように、プレイヤーの手の後ろにバーチャルなオブジェクトが重なったさいに、手の部分の後ろ側にオブジェクトが見える(奥行きがあるように見える)ようになります。今回の更新(v67SDK)では、ダイナミック・オクルージョン自体のパフォーマンスも大幅に向上。Meta社はGPUの使用量は80%、CPUの使用量は50%削減されたと説明しています。

(UploadVRが行ったテストの様子。腕の“奥”にギターが表示されているのが確認可能)
MRコンテンツは、現実の空間上にオブジェクトを配置するという仕組み上、オクルージョンの有無で没入感が大きく変わります。v67アップデートによって、身体を動かしたりオブジェクトを掴む動作を、Quest 3向けMRコンテンツに(より自然な形で)導入しやすくなることが期待されます。
なおQuest 3はリリース時、ダイナミック・オクルージョンに対応しておらず、その後テスト機能として開発者に同機能が提供されました。当初、Meta Quest公式ストアや「App Lab」で配信するアプリでは、ダイナミック・オクルージョンは使用できませんでしたが、2023年末に制限が解除された経緯があります。
(参考)UploadVR
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