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業界動向 2019.04.15

米陸軍がHoloLens10万台導入、グーグルもARヘッドセットを開発か — 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.グーグルもARヘッドセット開発中か 特許公開(04.11)
2.「まるでFPS」HoloLensを10万台導入した米陸軍、その詳細(04.09)
3.「AR/VRは小売業に変革をもたらす」2020年には100万人がARショッピングと予測(04.08)
4.PSVR関連?ソニーが視線追跡機能付きメガネ型デバイスを特許出願(04.10)
5.JALがVRシミュレーター導入 航空機の牽引訓練に(04.09)
6.【PR】プログラミング不要、マウスひとつで手軽にVRコンテンツを作れる「VRer!」体験レポ(04.05)

グーグルもARヘッドセット開発中か 特許公開(04.11)

2018年10月、グーグルの特許(米国特許商標庁へ出願)が公開されました。「頭に装着するARディスプレイ」と題され、新型ARデバイスの開発を示唆していると考えられます。

【Topics】
・ARデバイスの計画は「不明」
・2013年「Google Glass」の発表以後のグーグルは
・ライバルのアップル、マイクロソフトの動き
・「ARCore」と「Google Lens」、グーグルが取り組むARとは

「まるでFPS」HoloLensを10万台導入した米陸軍、その詳細(04.09)

2018年11月アメリカ合衆国陸軍は、マイクロソフトMRヘッドセット「HoloLens」の導入を決めました。マイクロソフトは「HoloLens2」10万台を納入(契約金4億8千万ドル、約540億円)。米陸軍は本格的にMRデバイスを実戦と訓練両方に大型投入する狙いです。

今回は、米放送局CNBC記者が米陸軍向けに実戦・訓練用に改良された「HoloLens 2」を装着し、検討中のソフトウェアを体験しました。

【Topics】
・実戦へのXR導入により軍事イノベーションは加速
・FPSの人気シリーズ「コール オブ デューティー」のよう
・暗闇や物陰に潜む相手を見る赤外線画像やトレーニングでの活用も
・兵士からデータ収集し、射撃技術の改善に利用。訓練後のパフォーマンスレポートにも
・ヘルメットと併用に難あり。米陸軍は縮小しサングラスサイズを希望
・抗議文書の送付も。マイクロソフト従業員らの反発
・2022~23年頃実戦導入。2028年までに範囲をさらに拡大か

「AR/VRは小売業に変革をもたらす」2020年には100万人がARショッピングと予測(04.08)

米国の調査会社ガートナーは、小売業におけるAR/VRの普及について見解を発表しました。2020年までに46%の小売業者がAR/VRの導入を計画すると推計し、また100万人の消費者がARを使い、商品を購入すると予測しています。

【Topics】
・小売業に変革をもたらすAR/VR
・AR/VR導入により製品デザインの効率が高まり、コスト削減に
・ブランド体験の拡張、販売後の顧客満足度も高めるAR
・在庫管理や店舗の導線分析も効果的に
・製品のマネジメントサイクルも変化
・VR/AR普及のカギを握る、第五世代通信(5G)

PSVR関連?ソニーが視線追跡機能付きメガネ型デバイスを特許出願(04.10)

株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、VRヘッドセットと組み合わせて使用する、視線追跡(アイトラッキング)実装のメガネ型デバイスを米国に特許出願しました。

【Topics】
・フォービエイテッド・レンダリング用デバイスと推測
・眼鏡型デバイスは投影コンテンツのクオリティ向上に使用
・モデルチェンジや次期モデル開発の公式コメントなし
・視線追跡機能が実装の理由は不明
・PSVR関連の特許公開は年内2件目

JALがVRシミュレーター導入 航空機の牽引訓練に(04.09)

株式会社JALグランドサービスと株式会社コミュニケーション・プランニングは、共同開発した「航空機の牽引(けんいん)訓練用VRシミュレーター」を導入しました。

本シミュレーターは、周囲を360度見回すことができるVRの特徴を活かし、平面モニターで体験できない、航空機牽引時の安全確保に必要な「振り向く」、「覗き込む」といった動作の確認にも対応しています。

【Topics】
・緊急時の操作訓練のプログラム開発も検討
・国内の航空業界の訓練で進むVR導入
・反復実習による効果も現れ始める

6.【PR】プログラミング不要、マウスひとつで手軽にVRコンテンツを作れる「VRer!」体験レポ(04.05)

近年、VRサービスは企業や様々な場面で利用されており、VR空間にオブジェクトを配置したり、平面の設計図を立体的に表現することでより完成予定図に近づけたりなどシミュレーション用途でも展開が進められています。

こうしたVRコンテンツ制作ツールや制作サービスに、日本の大手企業が取り組んでいるケースもあります。今回は2019年4月3日から5日まで東京ビッグサイトで開催されている「コンテンツ東京」において、パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社(PBS)のVRコンテンツ制作サービスVRer!(ブイアラー)を体験・取材。その使い方や体験の様子をレポートします。

【Topics】
・専門知識いらずで手軽にVRコンテンツ制作が可能
・企業のオフィス・店舗の設営から都市計画のシミュレーションにも
・今後は様々な機能追加を予定、より使いやすく


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