AR/MRデバイス企業Magic Leapは、複数の従業員をレイオフ(解雇)したもようです。退職者によるSNSでのコメントや、各社報道などにより明らかになりました。
セールスチームが大幅レイオフか
発端は、Magic Leapの防衛および公共セクターチームに所属していた、Dano DeBroux氏のSNSへの投稿です。同氏は7月19日に「Magic Leapの戦略変更の一環として、私のチームメンバー全員がレイオフされた」と投稿。なおDeBroux氏は、以前マイクロソフトでMR(Mixed Reality、複合現実)の戦略ディレクターを務めていました。
海外メディアUploadVRは、独自取材で「広報会社のスポークスパーソンが、Magic Leapから受け取った声明」を入手。声明は以下の通りとなっています。
Magic Leapは、市場の変動と新たなチャンスにより適合できるよう、市場参入アプローチを進化させており、顧客とエコシステムをサポートする方法を最適化しています。
この一環として、我々はフロントメンバーを開発者サポートとケアチームに集約しました。私たちは引き続き、開発者サポートとケアチームを通じて、Magic Leapの顧客、開発者、および広範なエコシステムを積極的にサポートし続ける予定です。
この声明やBloombergなどの報道を鑑みるに、Magic Leapからは営業やマーケティング戦略などの、「セールス」に関連するチームが大幅にレイオフされたものと見られます。一方、開発者サポートや導入企業へのケアを行うチームは維持され、各社へのコミットを続けます。
巨額の調達を行っていたAR/MR企業、ライセンスに軸足?
2024年現在、Magic LeapはAR/MRヘッドセット「Magic Leap 2」を製造・販売。主に企業や政府向けに提供されています。直近ではサウジアラビア政府系ファンドとの結びつきを強めているほか、5月にはGoogleとの技術提携も発表しています。
Magic Leapは多数の特許を有しており、今後はこれを活用した「ライセンス提供」に軸足を移す可能性も考えられます。2023年5月には、Metaと知財・受託製造に関する契約を行っている旨が報じられていました。
(参考)UploadVR, Bloomberg, Linkedin
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