Metaは、AIアシスタント「Meta AI」を、VR/MRヘッドセット「Meta Quest」シリーズに対応させます。ヘッドセットをつけたまま、音声で目の前にある物体について尋ねたり、現在地の情報を調べたりすることができます。本機能は、まず北米地域で提供予定です。
(Meta AIをMeta Quest 3で使っている様子。「目の前に見えているこれは何?」「一番近くにあるバスケットボールができる公園は?」といった質問に対し、Meta AIが答えている。画像:Meta)
スマートグラスなどに搭載されたAI機能、VR/MRヘッドセットにも
Metaはスマートグラス「Ray-Ban Meta」に、AI機能「Meta AI with Vision」を導入しています。この機能では、スマートグラスのカメラとAIを活用し、目の前にある看板を音声で翻訳したり、見ている歴史的建造物についての音声解説などが可能です。
「Meta AI with Vision」が「Meta Quest 3」に搭載されることで、ユーザーは目の前の風景について質問できるようになります。また、「この場所の2時間後の天気が知りたい」「この短パンはどんな色のTシャツと合わせたらいいか教えて」といった、複雑な質問にも対応してくれます。
「Meta AI with Vision」は、2024年8月、最新VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」のアップデートに合わせて追加予定。まずは北米地域(アメリカ、カナダ)で展開される見通しです。
(参考)Meta