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VTuber 2018.06.03

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(5月26日~6月1日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、バーチャルYouTuber(バーチャルユーチューバー・VTuber)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

#06 <漫画家修行>全力トレーニング

(5月26日)

バーチャル園児・小山内めいは、5月7日に漫画家にたまらなくなりたいことを発表。今回の動画では漫画家になるためのトレーニングを行っています。と言ってもなぜか執筆よりも、心と身体の鍛錬が多い。実質、小山内めいによる各種各地域のチャレンジ動画になっています。VRChat内と思われる場所で、滝に打たれたり、宇宙ダッシュをしたり、一万回正拳突きをしたり。それ漫画に関係あるか?

ここまでは、ものすごく手の混んだギャグ動画として笑ってみていられるのですが、次の動画「#07<重大発表>小山内めい、ゴールしました!」で、彼女が本当に漫画家デビューすることが発表されます。2018年6月9日発売のコンプティーク7月号で連載開始します。単発じゃないんです。
次の動画ではさらに驚愕の展開が…。「人生二周目」とファンに呼称される小山内めいのポテンシャルと情熱は、VTuber活動の可能性として、見逃すわけにはいかない。

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文字だけのライブ配信(1回目) 文野環

https://www.youtube.com/watch?v=jzkbFG7YMMs

(5月29日)

にじさんじの文野環(野良猫)はしゃべるのが楽しくて仕方ないと言った感じの、やんちゃなにゃんこ。動画配信サイトのミラティブ行われた公式のクイズ番組「にじさんじQ」で司会を務めました。

普段から歌とものまねが大好きで色々と披露していたのですが、それのせいで喉を痛めてしまい、お医者さんにかかったところ、最低1週間はしゃべらないようにとドクターストップが。本人も、しばらく配信はお休みしますと告知を出します。ファンはこれにびっくり&心配でならない。
 

そんな中、突然29日に配信が行われました。無理しないで、というファンの声が飛び交う中、彼女は文字のみの配信という新しい手法を開発。公開チャットのような形式で交流を図りました。
テキストのたどたどしい感じは、普段の文野環そのまま。ファンとしては、お大事にという気持ちがありつつも、何よりそのサービス精神が嬉しい。ありがとう環!
喉の状況は現時点ではまだ快方に向かっていないとのこと。一日も早い回復を祈ります。

【黒歴史】ボカロPになりたかったA氏の電波ソングを聴け【世知辛い】

(5月29日)

ゴルンノヴァ総統は、人類を肉体から解放しバーチャル化することを訴えるVTuber。1回目の動画では演説を行い、なんともジークゴルンノヴァな感じを醸していました。この路線でいくのかと思いきや、2回目の動画では軽快すぎるラップを披露。3回目の動画ではまさかの電脳落語。この総統、多才すぎる。

4回目の動画では黒歴史サルベージとして、かつて作ったボカロソング「電脳生命体は浪漫飛行の夢を見るか?」を流します。これがまた、今までの動画と全く違うベクトルの電波っぷりを発揮していて普通に面白い。全然黒歴史じゃない。「あれはデネブアルタイルIZAM」という歌詞には感嘆すらしてしまう。

5回目の動画では、VTuberの可能性の面白さとリスペクト、エンタテイメント精神を訴えるガチなラップを披露。熱い精神の持ち主なのが伝わります。

2Dモデルの動きのレベルの高さも必見。いかついおっさんのコミカルなアニメーションが、ネタの面白さを加速させています。

けもみみTown観光です!

(5月27日)

のらきゃっとがVRChat観光で訪れたのは、けもみみTOWNというワールド。これはバーチャルのじゃろり狐娘YouTuberおじさんのねこます氏をフィーチャーした空間で、ねこます氏関連の動画やグッズを楽しむことができるというもの。おなじみ「ポッキーゲーム」の他にも、わきにぎりおにぎりやインゴット、実際に発売されている「世知辛いマグカップ」や「ぷちみここ」「ぷちねこま」のマスコットなどを実際に手にとることが可能。大きいものだと抱きまくらなんかも持って歩けます。

街の中心には、高らかに右手を掲げる彫像が。本当にけもみみおーこくの国王になったのだなあ……。
 

お着替えルームでは、Tシャツスタイルやぷちサイズのねこま・みここのアバターになることが可能なので、一見の価値あり。

のらきゃっととねこます氏は以前から仲良しなのを知っていると、今回のはしゃぐ彼女の姿にキュンとくるものがあります。

なおこのけもみみTOWNはパブリック公開されていて誰でも入ることもできるので、ぜひVRChatにログインして行ってみよう。

【#5】本山らのがVtuberになったきっかけの作品⁉ おすすめラノベ紹介

(5月30日)

本山らのチャンネルは、ラノベ好きバーチャルYouTuber。ライトノベル紹介をメインに行っているけもみみメガネっ子です。この回では「おことばですが、魔法医さま。」を紹介しています。

実はVTuberで本の紹介をするのは、とても難しい。うまく立ち回らないと自身のキャラクター性が出すぎて、作品の本質を隠してしまいがち。かといって淡々とプレゼンテーションするのでは、面白みがない。

そのあたりのさじ加減が、本山らのは非常に巧みです。

基本的にはらの本人がトークで紹介しているのですが、字幕が丁寧で見やすい。細かな演出も入っており、飽きません。自身のデフォルメキャラも登場し、あらすじなど重要な部分は印象に残りやすいようにしています。作中キャラクターたちのハイライトシーンは、自らが複数人の役を演じて朗読。これがまたうまい。

最後の方に毎回「スクショタイム」が入っています。この画面には書籍情報が全て入っており(題名・著者名・発売日・ISBNなど)、スクショして画像を保存または印刷して書店員に見せればOKというもの。かなりの本好きじゃないと思いつかない手段。しかも概要欄に作品公式ページとAmazonのリンクも貼られている。見事です。

次に行われる初の生放送では、まるっとこの本について語るとのこと。「らのくいず」という、実際に読まないとわからない問題も出題。生放送での答え合わせのためについ読みたくなるヒキもうまい。

トークと編集力が極めて高いクオリティなので、ラノベを普段読まない人でも必見の動画。多分見た後、ラノベ買っちゃうと思う。

バーチャル忍道<ニンジャロード>!VRフィールドアスレチックRTA


(5月26日)

企画・主催動く城のフィオ、ワールド制作バーチャル蕎麦屋たなべによる、VRフィールドアスレチックイベント「バーチャル忍道」が開催されました。いわばVRChatを利用したSASUKE。回転する床や、道から押し出すトラップなど、かなり初見殺しのからくりだらけ。制限時間は5分。タイムアタックで制することができるのは果たして誰か!?ってかクリアできるのか!?

定点カメラからの様子を見ていると、死にゲーの画面のようでとても楽しい。実際のプレイヤーは一人称視点で動かしていることを考えると、これは相当に鬼畜な難易度です。即死する人もいれば、バリバリ進める人も。ということはこれが試合的には適度なバランスなのか…。

この忍道や、以前紹介したVRダンジョンのようなVRChatを駆使したゲームは増え始めています。ここまで大掛かりなのもできてしまう、というのがすごい。動画チャンネルとしてのエンタテイメント性も高いので、見ているだけでも楽しいのが魅力です。なおのらきゃっとの登場シーンは、素晴らしくバーチャルKAWIIので必見。

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親方ァ!空からバーチャルYoutuberが・・!

(5月28日)

ゲラゲラ元気っ子VTuberの田中ヒメ。彼女のチャンネルに女の子が1人降ってきました。空から。名付けて「天空の女児スズキ」。

まるでラ○ュタ序盤のように、ゆっくり落下してくる女の子を、坑道まで助けに行く田中ヒメ。どうなったかは御覧ください。背景を何枚も描き起こし、挿入歌「女児をのせて(るるるver)」まで新録するという凝りよう。

登場したのは鈴木ヒナ。田中ヒメは彼女と大の仲良しで「ずーっとヒナをまってたんだよ~~!!」と叫んでいます。次の動画で正式に紹介され、このチャンネルはHimeHina Channelと改名されました。早速レギュラーとして生放送も行っています。そちらでは新規で2人のLive2Dモデルも登場。

ヒナは明るく笑う子であると同時に、落ち着きがあり、ツッコミもできる子。ファンからは、ヒメがふりかけそのまま食べているような感じなのでヒナのご飯感がすごい、との声も。割れ鍋に綴じ蓋とはまさにこのこと。

公式HPも開設。こちらでは早速ヒメとヒナのMMDモデルが配布されています。「クソコラグランプリ」「クソMADグランプリ」など、二次創作も公式で推奨していますので、これは滾る。

【新プロジェクト始動】人類をアップデートする計画、知ってますか?

(5月31日)

キズナアイを運営しているActive8が作ったプロジェクト、「upd8(アップデート)」に、バーチャルクリエイターつのはねあかぎが参加しました。

つのはねあかぎは動画の中でゲームを制作、作ったオープンワールド世界を、バーチャルな身体で動き回っていくという異色のVTuber。今回のupd8所属発表動画では、その世界観がいかんなく発揮されており、ものすごい迫力になっています。
 

「バーチャルYouTuber」というブームを一過性で終わらせない、アップデートすることでより大きなステージへと昇華していく…という思想が、CGで表現されています。

いわゆる「中二病」と言われて斜に構えがちなモチーフを、徹底的に突き詰めて描けば真にかっこいいものになる、というのがつのはねあかぎワールドの強み。セリフ、魔法システム、エフェクト、世界背景、「かっこいい」と「かわいい」が詰まっている。

今回のプロジェクト参加は、方向転換ではなく、今までのゲームと動画制作にブーストをかける感じ、とのことなので期待が高まります。
その他のupd8参加者で動画公開されているのは以下の通り。。

【新プロジェクト始動】あなたとつながりたい!(キズナアイ)
【新プロジェクト始動】みんなのバーチャルな未来は今日から。【upd8】(音無りずむ)
【新プロジェクト始動】出航、そして新たな旅へ。【upd8】(モスコミュール放送局)
【新プロジェクト始動】みんなで世界をアップデート(小山内めい)
【新プロジェクト始動】アヤミナ重大発表!! – AyaMina Games(アヤミナゲームス)
【新プロジェクト始動】おめシス、そんな動画で大丈夫か?【重大発表】(おめがシスターズ)

【新人Vtuber】振り回される健気な女子高生【爆誕?】

(5月30日)

2017年9月21日から開始の、今いるVTuberの中ではかなり早くから活動している藤崎由愛。彼女には1つ、しがらみがありました。それは彼女が普通の女子高生であるという設定。彼女の挨拶は「次世代YouTuberのYUAです」で統一されており、バーチャルYouTuberを名乗っていません。

この動画、非常に繊細なメタ的問題を扱っています。例えばアニメキャラは自身を「フィクション」だとは思っていないのが当たり前。同様に藤崎由愛という「実在の女子高生YouTuber」は、自身を「バーチャルな存在」だとは認識していないはず、ということです。

もっとも、どっからどうみても彼女はVTuber。無理矢理に「実在」を守っていることは破綻している、とついに気づいてしまいます。どこから「バーチャル」なのかの線引の問題です。

露出の高かった衣装から、落ち着いた制服に変わったのが2月3日。そこから加速するかのように、彼女は動画の方向性を模索し続けてきました。そしてとうとうたどり着いたのが、今回のバーチャルの壁問題。

伸び悩んでいる」と吐露する彼女、「いらないもの(設定)は捨てることも大切だ」という結論に到達します。他のVTuberはみんな最初から乗り越えていた壁です。まるで「デッドプール」が第4の壁を乗り越えたかのよう。

ペルソナとしての「藤崎由愛」が、とうとう切り離された。VTuberの外見と設定とアクターの相関関係に興味がある人は、ぜひ見てください。これで動画内の立ち位置や生放送のやり方など、自由度が一気にあがる可能性大です。

その次の動画ではさらに高次の命題にたどり着いた上で、彼女が所属するExysの新バーチャルYouTuberの募集も行っています。

【自己紹介】はじめましてイヴです!【バイノーラル】

(5月31日)

この動画は必ずヘッドフォン・イヤホンで視聴してください。

バイノーラル録音(人間の耳が捉える音を再現した録音方法)を利用したASMR動画(耳が気持ちよくなる音フェチ的な動画)を行うVTuberがじわじわと増えています。最近だとロボ子北上ふたばカナタヒカリなどが積極的に行っています。
そんな中、一発目からASMRで攻めてきたのが、バーチャルサキュバスのイヴ・ヴァルレーヌ

ASMRは安らぎや気持ちよさを与えるのがメインなので、必ずしもエッチではないのですが、このVTuberはエッチなの前提。サキュバスですもの。右から左からゆっくり囁いてくる声はゾクゾクすること間違いなし。

とは言っても、YouTubeはエロに関しては規制がかなり厳しめ。本格的にエッチなASMRは、別所で行うようです。

バイノーラル録音はキャラクターの存在感が思いっきり生々しくなるので、色んなVTuberにやってほしいところ。

【 6月1日クイズVS 】パンディのクイズVS~virtual survivor~

(6月1日)

かしこまりのチャンネルで行われた「パンディのクイズVS」。MCににじさんじの樋口楓、解答者に青道アカトらんまるちゃんを招いて、番組形式のクイズ大会が行われました。1回間違えると姿がモザイクに、2回間違えると強制ミュート、というVTuberの存在意義を失う怖ろしいもの。果たして3人は生き残れるのか。

問題として難しいものがあるのは、まあ正しいとして。サービス問題を出したにもかかわらず、間違いが出てしまって大変カオスなことに。特にかしこまりが、ゲストの樋口楓の名前を書けなかった時(ちなみに答えは画面に映ってます)は、さすがに彼女も錯乱。

めちゃくちゃしゃべることで有名な青道アカトとかしこまりの音声が消えた時は、非常に穏やかな状態になるのが面白い。

この番組、パンディが自分勝手しまくっているのもユニーク。彼が単純に好きだからとらんまるちゃんを呼んだり、「変態」という言葉を樋口楓に言わせようとしたりと、セクハラ三昧。

普段からかしこまりにひどい目にあわされているタンバリンだから許される所業。2人のツッコミあいが常時続いていることで、人数の多いコラボがうまくまわせているところは、ぽんぽこピーナッツくんの関係にちょっと似ています。

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