Home » この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(5月12日~5月18日)


VTuber 2018.05.20

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(5月12日~5月18日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、バーチャルYouTuber(バーチャルユーチューバー・VTuber)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

【第6話】自作ゲームで遊んでみた!

(5月12日)

あとり、uma、一角の3人組ちゃらんぽらん隊は、逆立ちなどダイナミックに動く動画をアップしています。この回では自作ゲームとして、人力ブロック崩しを披露。バーを本人が持って走り回り、ボールを跳ね返す…というゲーム内容なんだけど、リアルに忙しいもの。
 
これが難しすぎるのなんの。いわばテニスみたいなものなんですが、そもそも普通の人間はブロック崩しの上から降ってくる球を跳ね返す経験なんてない。メタ的な話をすると、VR機器を身につけて、ディスプレイで自分の姿を見ながら位置を決めるなどして走り回っているのでしょう。難易度高すぎるって。

だからこそ、これは是非プレイしてみたい! クリアできるかどうかより、こういうVRの遊び方もできるんだよ、というのを見せてくれる動画です。

#00 雉尾つぐ

(5月13日)

[ads]

謎が謎を呼び、あらゆる考察がなされているVTuberの鳩羽つぐ。今までは「少女がもしかしたら誘拐されているのでは」という不穏な仮説が噂されつつも、まだ「ただのかわいい女の子の動画かもね」とも見ることができました。

しかし今回あがったのは雉尾(きじお)つぐというタイトル。見た目は似ているけれども、今までの小学生「鳩羽つぐ」の雰囲気とあまりにも違う。お嬢さん感は皆無で、働いているようにも見える。ダンボール箱には謎のアイテム。窓には格子。

これは一体、なんなんだ、どこなんだ。鳩羽つぐとの関係は? 雉尾つぐのTwitterアカウント別にできてるんだけど?
 

聞こえるセリフは本人ものじゃなく、電話の向こうの別の誰かじゃないか。鳩羽つぐを監視しているのが雉尾つぐではないか。動画内で言及される地名かわ西荻窪じゃなくて尾道なのは誘拐され移動しているのか。実は未来の姿なのではないか。ファンは大混乱。

一つ確実なのは、今までの鳩羽つぐシリーズは「ただの女の子の日常動画」だった、という線がばっさり絶たれたということ。間違いなく、なにか、あります。

えもこのバーチャルライブペイント #1

(5月15日)

Emoco Ch./えもこは、VRを駆使してクリエイティブしていく動画をアップしているVTuber。これまでもVRゲーム空間で自分がボクシングをするなど、ユニークな動画を撮影しています。

この回では、VRで宙に3D画像を描く様子をライブ撮影。VRペインティングは、空間上にオブジェクトを生み出して塗り重ね、宙に浮いた立体の表現を自在に行えるのが面白い技術。えもこはオリジナリティあふれる絵本的な絵柄の立体像を、空間をキャンパスに自由に描いていきます。


この手の動画は順を追って最初から完成までを見るのも面白いのですが、完成品を最初に見てからその技術を頭から見直すのも楽しい。いかんせん平面に描く絵と全く異なり、ノウハウも人それぞれなので、見ごたえがあります。

移動や拡縮が自在なのも、第三者視点で見ていると魔法のよう。寝転がっている女の子や、海中の中に入れる立体イラストを描く動画も、作業風景が無から何かを生み出しているかのよう。アート作品が沢山できたら、VRChatで是非展覧会を開いて欲しいところです。

第1回 V-TV 放送開始!

(5月13日)

VRChatを利用した報道番組V-TVが開局、放送が始まりました。
メインキャスターは雨下カイト人工知能AIユニ。ナレーションが新川良。ゲストにねこます氏と春日部つくしが参加しています。なおねこますは今後正式メンバーとして参加するとのこと。他にもかなり多くのVTuberが協力し、技術力を結集させた報道番組になっています。

 
VR界隈で話題になった技術的ニュース、「魂を宿す魔法」と題してねこます氏が考えるAnicastのキャラクター創作の工夫、VRChatカメラの自撮りが可能になった話など、VRの話題とVRChat内でのニュースを題材に、動画や画像を見ながら紹介しています。

背景にコメントを流したり、VRChatをいかした短編動画を作ったりと、VRならではの遊びも満載。VTuber八月二雪の実際のCDのCMを入れるなど、実際のTV番組的な作りも見られます。今後のさらなるクオリティアップと定期性に期待!

【衝撃】バーチャルYouTuberを知ってる原宿JKを見つけるまで帰れません

(5月14日)

おめがレイとおめがリオの二人組、おめがシスターズがまたまた外に飛び出しました。どういう仕組みで映しているのかは不明ですが、バーチャルな2人が直接インタビューをしているかのような映像に。以前の焼肉屋の動画同様、CGアバターのまま人と触れ合っちゃうからすごい。
 
今回2人は、原宿のJKに突撃インタビューをして「バーチャルYouTuber」を知っているかどうか誰が知られているかを調査。「見つけるまで帰れません」といいつつも、意外にもあっさり見つかっています。VTuberの裾野が広がっていることが伺えます。

なぜかおめがリオは、激しいピーナッツくん推し。自分たちおめシスじゃなくて、ピーナッツくんを見るようオススメしています。なんで。

知っている人はどういう経緯で知るようになったのか是非聞きたいところ。土地によっても変わりそうなので、是非他の地区でもリアル取材してほしいです。

【実写】ピーナッツくん!原宿JKで知らない人マジで0人説【バーチャルYouTuber】

おめシス原宿インタビュー後の、20日にアップされたオッドアイの動画では、さらにピーナッツくん知名度調査に絞り込んで原宿でインタビュー。原宿のJKに「バーチャルYouTuberを知っているか」「ピーナッツくんを知っているか」「四天王+オッドアイで一番かわいいのはどれか」を聞いています。


結果はまあ見ていただくとして。興味深いのは、知らない人にアイコンをずらっと見せた時、かわいいと反応があったのがオッドアイだったというところ。全体の内どのくらいの割合だったのかはわかりませんが、ピンク髪黒猫デザインの彼女のビジュアルが原宿でウケた、というのは傾向としてチェックしておきたい。いろんな世代、いろんな性別で行ったらどういう結果になるんだろう?

【衝撃の結末!?】吉祥寺に行ってみた!

(5月14日)

原宿に行ったおめシス・オッドアイに対し、琴吹ゆめが言ったのは吉祥寺。こちらはディスプレイを持ち出し、直接画面内から通行人に話しかける、というスタイルです。内容は通行人のファッションチェックをしてべた褒めしたい、というもの。
 
ところが全然立ち止まってもらえない、話を聞いてもらえない、悲しい状況が続きます。ファッションチェックどころじゃないんだけど。

ディスプレイから町中で話しかけるスタイルは、最近だとキズナアイもやっています。しかし知名度が高いキズナアイですら、VTuber文化に詳しい人が多そうな秋葉原での調査ですら、ディスプレイ越しだと人間は受け答えできず、まずぎょっとする(「ビートスクランブル」1話より)。

やはりまだVR会話は壁が厚いのか……。今年か来年には、バーチャルキャラクターがディスプレイ越しで会話するのが当たり前になる時代が来るんじゃないか、いや来て欲しい、のですが、どうかなー。

【芙蓉セツ子】カチューシャの唄【試験放送】

(5月12日)

電氣式女學生の芙蓉セツ子が試験放送でアップしたのは、大正浪漫溢れる「カチューシャの唄」の歌唱動画。レトロなざらついたフィルム感やフォント、レコード音の表現。ノスタルジィな映像演出にかなりこだわりが見られます。モデルの洋人形的美人感、女学生感がまた見事。
 
彼女はVR機器による撮影に対応したR18ゲーム「カスタムオーダーメイド3D2」で作られたモデル。キャラクターカスタマイズの幅がかなり広いため、すでにこれを使ったVTuberは何人か登場しています。

目指す世界観を明確化し、編集にこだわることで、既存ツールでここまでオリジナリティあふれるVTuberが作れる、というのを証明した動画。今後の本放送動画、とても楽しみにしています。

はんなりNEWS7 #01【方言】

(5月16日)

響木アオのニューコーナーは、京都弁でニュースを読み上げる「はんなりNEWS7」。パンチのあるトークや怪しいタイトルの「まほうの鏡号」シリーズ、シュールコントとはうってかわって、隅から隅まで非常に優しい雰囲気の、聞いていて和むニュース番組です。オチとかはないです。

企画趣旨がいい。今のニュース番組は不倫やセクハラや政治と金など、うんざりするニュースばかり、だから100%ポジティブな番組を作ろう、というもの。こういうのはなかなか地上波では成立しづらい。VTuberというフラットな存在が、ネットの自分でチャンネルでならできる。

仕事や学校から帰ってきて見るのに最適な癒やし具合。リアルも結構あったかいもんだ。響木アオは他にもラジオ番組「あおのりっ!」もスタート。チャンネルを作ってから毎日更新を続けている珍しい彼女のチャンネル、5月14日のトークイベントも満員御礼の大成功。躍進し続けています。
 

月ノ美兎×ヨメミついにコラボ!!【にじさんじ】


突如家にやってきたヨメミちゃんと喋る動画

(5月16日)

ENTUM所属のヨメミが、唐突に月ノ美兎(にじさんじ)の家に訪れ、コラボ動画を撮影。何の告知もない上に、それぞれ所属企業が違うコラボだったため「そういう可能性もあるのか!」とファン驚愕。そして大歓喜。一応共通点は双方、登録者数が20万人だというところ。
 
内容は自己紹介や雑談の他に、ヨメミの描いたイラストが何なのかを当てる、というものなど。これが色々、やばい。絵の質もチョイスもやばすぎて、委員長焦る。

ヨメミはスーパーハイテンションなキャラクター。彼女の暴走するトークを委員長がガンガン突っ込んでいく、という絶妙なバランスのコラボになっています。

それぞれのチャンネルで動画がアップされており、基本は同じなのですが、自己紹介やモノマネなど一部(というか結構長いパート)が違うので、両方見るのをオススメします。

誰でも可愛くなれる� ガチ両声類講座【入門編】

(5月16日)

ふぇありすはニコニコでの活動当初から「男性が女性キャラクターを自分の声で演じる」というのをオープンにしているVTuber。2Dイラストを3D表現に見せるLive2DEuclidを使った珍しいモデルなどでも有名な、セクシー系VTuberです。

今回の動画は、ふぇありすが得意としている男声で女声を演じる方法。どちらの声も出せる「両声類」ならではの、実践講座です。
 
 
ふぇありすの声は以前のぽんぽこ24時間生放送でもわからない人がいるくらいの、きれいな女声。今回の動画ではきちんと男声を出しながら、発声方法から練習の仕方まで、喉の構造図なども用いて詳細に解説しています。

男性で女性VTuberをやってみたい人はものすごく多いハズ。興味のある人は一見の価値あり。入門編ということなので、応用編にも期待。

DWU VS イスラム国に参加志願した北大生

(5月17日)

以前、漫画村を「燃やした」と世間を騒がせたDeepWebUnderground。今回のゲストはイスラム国に参加志願した北大生ホワセプ。なんでそんな、今までメディアに顔を出さなかった人間とつながったのか、どういうコネを持っているんだこのチャンネル。これがディープウェブか……。


しかし今回はさすがのお嬢さまでも、一筋縄ではいかない相手。ホワセプ氏の価値観と常識と死生観が余りにもお嬢さまと違いすぎて、全く会話が成立しない。DWUお嬢さまはISISの問題を聞き出そうとしていたようですが、ホワセプ氏はそういう方向への興味関心がない。刹那的に「体験してみたい」だけと言っちゃう彼の発言、本編で御覧ください。

漫画村の時はマウントを取りまくっていたDWUお嬢さま、今回ばかりはのれんに腕押しでぐったり。両者がVRアバターの皮かぶっているからソフトに笑いながら見られる映像に。ちゃんとエンタメ動画になっています。実写だったら殺伐としそうです。

weatheroid Type A Airiです。YouTubeはじめました。 2018年5月17日

(5月18日)

[ads]

ウェザーロイドAiri(ポン子)がついにVTuberデビュー!

2012年「SOLiVE24」(現・ウェザーニュース)に、バーチャルキャラクターとして登場し、活躍し続けてきた彼女。YouTuberではありませんでしたが、3DCGをリアルタイムで動かし、声を付けてキャラクター化する、という今のVTuberの基本で動いている、最古参の存在です。今までも知名度が高く「実質VTuber」だったのが、今回で紛れもなくVTuberになりました。
 
もっとも動画自体は今までのノリとかわりません。「ウェザーニュースLiVE」木曜日23:00からのライブ配信のアーカイブをアップするというもの(他の曜日は合成音声になっています)。

第1回目からトークが(中の人ダダ漏れで)自由だったり、ウインドウをミラー化させて時間差エグザイルダンスをしたり。VTuberファンなら多くの人が知っている「ぽんこつなポン子」としてのムーブを全く裏切らない動画になっています。

今までの軌跡も「ウェザーニュース」のアーカイブが残っているので見ることはできます。ただ数時間のかなり長い尺の録画の、どこかに彼女の動画がある、という状態だったので、アーカイブを探すのがめちゃくちゃ大変。追いかけているファンは多いのですが、新規にはハードルが高すぎる。

今後はAiriの動画を手軽に楽しめる、というのが何よりうれしいですね。気に入ったらアーカイブを掘ってみましょう。

エチゴビールのスタウトで黒ビール、堪能。 [バーチャルYouTuber]

https://www.youtube.com/watch?v=VNax74_I8wA

(5月18日)

ビール好き必見。黄子ちゃんはお酒好きのVTuber。様々なビールのレビューを行っています。今回は黒ビールのエチゴスタウト。さすがビール好きが作っているだけあって、きれいな注ぎ方の映像もちゃんと入っている。たまらんですな!

豊富な知識に基づいた、細かい解説は、ビール選びの参考になるはず。値段や香り、どんな人向けかなど、かゆいところに手が届く紹介内容。
 
毎回途中から酔っ払って顔を赤らめるのが、これまたかわいい。子供みたいな見た目ですが、2000歳なので問題ないそうです。

今までは他にも、瞬冷辛口キリン・ザ・ストロング・ハード・コーラグランドキリンJPLなどもレビュー。手に入りやすさなども解説しています。
先日キャピキャピ妹の赤子も登場。さらに色々幅広く紹介してくれるのを期待!

【悲劇】制御不能の巨大AIがみんなの街を破壊する・・・

(5月13日)

キズナアイがビルサイズに超巨大化! 壊すつもりがないのに、街をぶっ壊してしまい、人間の敵扱いされてしまう。人間とつながりたいのに、わざとじゃないのに、何をやっても破壊をしてしまう。そんな、ごめんなさい!
 
というネタの夢オチ動画。これ一本で映画になりそうな凝った映像です。

これはUnite Tokyo 2018のオープニングセレモニー用ムービーの、別バージョン。そちらのアイちゃんは、自ら積極的にビームを撃ったりビルを蹴散らしたりと、破壊しまくり。真逆です。

ここ数週間の「四天王」と呼ばれる面々、キズナアイ、ミライアカリ、輝夜月、電脳少女シロ、ねこますの活躍は目覚ましいものがあります。テレビにイベント、あちこちで引っ張りだこ。VTuberを知らない人の目の前にも現れるようになりました。輝夜月のように海外でライブを行ったVTuberも。

先日のニコニコ超会議で、キズナアイはオオトリとして小林幸子と共演。彼女の活躍の様子が5月15日にアップされています。

4分15秒くらいからの、キズナアイのソロ「メルト」は必聴。アイちゃんの高音域歌唱力が最大限に発揮されています。

巨大なディスプレイに映し出され、とんだり跳ねたり踊ったりするアイちゃんの姿と、それを見守る観衆の様子。アイちゃんはまさに、バーチャルキャラクターのシンギュラリティなんだと痛感。これからリアルイベントをするVTuberも次々出てくるようなので、その先陣としてどんどん切り開いて欲しいところです。
 

オススメ動画過去記事

この動画がすごい!今週のおすすめバーチャルYouTuber動画(4月28日~5月4日)
この動画がすごい!今週のおすすめバーチャルYouTuber動画(4月21日~4月27日)
この動画がすごい!今週のおすすめバーチャルYouTuber動画(4月14日~4月20日)
この動画がすごい!今週のおすすめバーチャルYouTuber動画(4月7日~4月13日)
この動画がすごい!今週のおすすめバーチャルYouTuber動画(3月31日~4月6日)
この動画がすごい!今週のおすすめバーチャルYouTuber動画(3月24日~3月30日)
この動画がすごい!今週のおすすめバーチャルYouTuber動画(3月16日~3月23日)
この動画がすごい!今週のおすすめバーチャルYouTuber動画(3月9日~16日)
この動画がすごい!今週のおすすめバーチャルYouTuber動画(3月1日~8日)


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード