【検証】Vtuberは焼肉安安の1000円食べ放題を頼めるのか
(3月26日)
デュオ歌唱が魅力の二人組「おめがシスターズ」。通称「おめシス」。
現在話題の焼肉安安「YouTuber」応援キャンペーンで、バーチャルYouTuberでも適用されるのか検証する、という体当たり企画。一応頼めたようです。ツッコミどころは多いけどな!
すごいのは、合成なのかARなのかわからない、焼肉屋内の風景。キャラアップの画面では、いかにもYouTuberがカメラをもって撮影している、といった趣の手ブレを再現。本当におめシスが焼肉屋にいるかのよう。
現実空間に3DCGキャラクターが入り込んでリアルタイムに動く映像は、以前みゅみゅ氏がVR生放送「みゅみゅ散歩」で配信していたことがあります。
バーチャルYouTuberたちが、リアルワールドに飛び出す時代は間近……か?
#03 Morning Routine
(3月26日)
西荻窪に住む話題の少女バーチャルYouTuber、鳩羽つぐ。以前YouTubeにアップされた0作目、Twitterにあがっている1、2に続いて、久しぶりに長めの動画3が投稿されました。
学校の宿題、という形式で朝起きてから学校に行くまでの様子を、本人がカメラを置いて撮影している、……と思われます。
タイトルにある「Morning Routine」とは、朝出の支度のルーチンのこと。これを撮影してYouTubeに流した動画が、海外の少女たちの間で流行っていたことを踏まえているのでしょうか。
ストーリー性は現時点ではありませんし、カメラに向かってネタを披露するでもありません。1、2ではちょっとしゃべっているものの、何を言っているのか聞き取れない。今回もラストしか話していない。
この動画シリーズが重視しているのは、つぐが何かをすることではなく、「鳩羽つぐ」という少女を生々しく顕現させること。少女の儚さの権化のような彼女に、ハートを握られた人が続出。
今回の動画は、Twitterとpixivで一気にバズりました。シックでオシャレとも、不気味で不安とも取れる、生活感のない背景に話題が特に集中。少ない情報の中から、彼女が何者なのか、たくさんの考察がネット上にあがっています。けれども、つぐが誰でありどこにいるのか、真相は不明です。
【超危険】科学のチカラで空を飛んでみた……!!!【実験】
(3月26日)
先日公開されたプロローグ動画では、イケメンインテリっぷりを見せてくれた、男性電脳サイエンティストのファイ。
二本目の動画で早速実験をするとのこと……でしたが、「やりことが決まってない」とか「科学者ならなんでもできるよ」と計画が雑極まりなし。結果としてファイは空に飛ぶことになったようですが……。
科学知識方面で活躍するのかと思いきや、まさかの芸人枠。これからは出川哲朗のように身体をはってネタに挑んでくれそう。
もっとも、あらゆるバーチャルYouTuberの中でも格好いい部類の男性キャラです。イケメン男子枠としても楽しませてくれるのを期待しています。
【04】バーチャル木琴作ってみた(配布あり)【バーチャルYouTuber】
https://www.youtube.com/watch?v=yYQI4WBaCCM
(3月27日)
ロボットの大田マトは、近年バーチャル空間に移住する人が増えていることを踏まえて(VRChatとかですね)バーチャル空間での暮らしを豊かにするアイテムを制作、このチャンネルで発表しています。
前回はOculus touch等を使って鳴らせるバーチャルテルミン。今回は木琴です。
Unityで使用できるシミュレータで、VR機器を使って両手を動かせば演奏できるというシロモノ。VRChatでのライブ演奏に使えます。
テルミンも木琴もUnityPackageが配布されていますので、動画を見て試してみるのも面白いかも。テレビショッピング形式ですが、無料配布です。
【♂∩♀12】UnityでVR撮影スタジオを作る講座〜バーチャルへの旅のすゝめ弐〜
(24日)
旅するバーチャルYouTuber 動く城のフィオは、VRChatの話題を中心に、物理演算実験などをするエンタテイメントチャンネル。
今回は、VRの撮影用スタジオをUnityで制作するための動画。全く何もわからなくても、動画の通りに操作していけば作ることが出来る、超絶親切設計動画なので、見てほしいと同時に、ブックマークしておいたほうがいい教科書的な回。
なおVRChatに部屋を作ってみたい人はねこます氏の講座も合わせてみるとベターです。
フィオが3月1日に投稿したオリジナルアバターをVRChatで動かす方法の動画も必見。こちらも説明のとおりにやるだけで、しっかり完成します(動画内ではメタセコイアを利用していますが、Blenderでもちゃんと動かせます)。
バーチャルYouTuberによる3DCG講座は他にももちひよこなどが行っているので、興味がある人は一見の価値ありです。
【はやい】自家用車をつくります⊂(・ิω・ิ)⊃! 【004】
https://www.youtube.com/watch?v=fjy9UR0FWik
(3月27日)
大草原の小さな家に住むものすごくかわいらしい少女コハク。しかしその動画は、こちらの頭が追いつかないシュールなものばかり。
第四回目では自家用車を作ることになったのですが、コハクの発想はあっちこっちにとっちらかるもんだから、完成形は名状しがたいものに。
「コハクのおうち」チャンネルでは、毎回コハクの想像から、あらゆるものを3DCGで制作、再現しています。もっともコハクの連想力がたくましすぎて、まったくトンチキな方向に行くことも多々。「ウゴウゴ・ルーガ」に似ているようで、さらに歯止めがきいていないようで……これは一体なんなのだ。
第三回目の「コハクにもいくつか推し路地があるんですけれど、やっぱり路地にも名産品が必要だと思うんですよ、なので餅つき機を作りました」という発言は何度見てもわかりません。オススメ。
ニートがVチューバーデビューしてみた 第1話
http://www.nicovideo.jp/watch/1521790326
(3月26日)
アルデヒド氏のコミック「ニー子はつらいよ」のプロモーションとして制作された、Live2DのバーチャルYouTuber風キャラクター。正確には「全四話のボイスドラマ」扱いのパロディ作品のようです。声優は金元寿子。
23歳ニートのニー子が「ニー子チャンネル」を開設、脱ニートを目指して動画投稿する、らしい。なんというかまず、後ろの棚片付けろ。
「バーチャルYouTuber」「VTuber」の語が広くネットユーザーに浸透しはじめているのが感じられる動画。
今後も「マンガキャラクターのバーチャルYouTuber化」が増えたら面白そう。バーチャルYouTuberという媒体は、メディア化の派生の一つになりえます。
【ゴルシ様爆誕!】ぱかチューブっ!始まるぞよ♪
(3月25日)
Cygamesの「ウマ娘プリティーダービー」のキャラクター、ゴルシことゴールドシップによるバーチャルYouTuberチャンネル「ぱかチューブっ!」。「プリティーダービー」は現実の競馬のウマを擬人化したもので、間もなくアニメも開始します。
ゴルシはかなり押せ押せの子。強引なトークで勢いよく3分トークするのが魅力です。2本目まであがっている現時点で、まだ方向性は見えません。
おそらく広報がメインになるのでしょうけれども、トラッキングの緻密さを見るに、しっかりとした技術力で動かされている様子。ここはぜひとも、バーチャルYouTuberならではの動画を期待したいところです。
以前紹介した「アイドルコネクト」の春宮空子などのように、バーチャルYouTuber動画自体がただのCMではなく、商品・コンテンツの一つとなりはじめています。是非ともこの流れ、色々なアニメやゲームで続いて欲しい。
シテイルチャンネル part8 「TANAKA U」とゲーム作りの初歩の初歩
(3月29日)
シテイルチャンネルは、株式会社シテイルの社長が公式で動画をアップしているという、ちょっと変わり種。シテイルの紹介やニュース、仕事のあり方などを語っています。
今回はフリーランスのゲーム制作者TANAKA Uが準メンバーとして登場、ゲームを制作する時の心構えについて語っています。
彼はゲームづくりの一番最初の初歩の初歩として「作ったゲームを遊んでもらうこと」をあげます。
「作った後に遊んでもらったけど、全く自分の思うように遊んでもらえないっていうですね、史上最高の屈辱を味わう必要があるんです。ゲーム屋の義務」「あの敗北体験は、人に遊んでもらわないと養われない。自分で遊ぶことでは永久に育たない」
現場の生々しい話がバンバン出てくるので、ゲーム作家志望の人ならずとも、マンガ家や作家などクリエイターを目指す人は、アップされている動画全編見ておいて損はないです。
【第1回V-1】VRChatで桜を描くよ【3Dお絵描き】
https://www.youtube.com/watch?v=jzrtFizbAUg
(3月29日)
未来からきたヒューマノイドロボット・バーチャルYouTuberのMIALが挑んだのは、VRChat内での立体お絵かき。
VR空間の中では、宙に浮かぶオブジェクトを描けるペンを利用することができます。(参考・【VRChat】空中に描けるペンを作成する1/2 (GameObjectの作成)・ねこます氏)
実際にはVR機器を付けた腕を動かしていくのですが、紙と違って手応えがないのできれいに描くのは非常に難しい。そもそも宙に線を引くというのが、慣れないとできません。
動画内ではMIALが色をぐいぐい重ねながら、樹の幹と桜の花びらを描写していく様子が見られます。どちらかというと、宙に浮かぶオブジェクトを並べて表現しているような感じ。空間把握能力と絵画センスの良さが光る動画になっています。VRChatに入れる方は、動画を見てチャレンジしてみるのも面白いかも。
タイトルにある「V-1」とは、バーチャルYouTuberがお題にそった動画を制作し、コンテストするという企画。3月28日から参加受付をしており、すでに数多くの動画がアップされています。MIALのこの動画もV-1参加作品の一つ。
今回のお題は「春」。イベントそのものが、新人バーチャルYouTuberを発掘する試みにもなっています。
バーチャルYouTuberたちのチャンネル登録者数の変化をアイコンで表現する動画
(3月27日)
これはバーチャルYouTuber動画ではありません。「チャンネル登録数の変化」を図説したものです。登録者数100人以上のチャンネルが対象となっています。
アイコンが膨らむスピードで登録者数の変遷を表現。開始日時なども含めて界隈の成長をひと目で確認できます。
といっても百万人単位のキズナアイと、最近はじめた100人前後のバーチャルYouTuberではアイコンの大きさが違いすぎるので、100人、1000人、10000人、と区切ってグループ化している親切設計。
バーチャルYouTuberの名前は全て書かれているので、新しいチャンネル探しをしている人にも、もってこい。
10万人単位前後枠の猫宮ひなたや月ノ美兎が、笑っちゃうようなスピードで膨れ上がっているので、必見。
アニメ娘エイレーン、ミライアカリ、萌美・ヨメミ(全てエイレーンによるチャンネル)が息長く、バーチャルYouTuber界隈を支えてきた様子も見ることができます。海外枠のAmi Yamatoを除いて、宇宙の中一つだけ孤独に、じっくりと大きくなり続けている。実際バーチャルYouTuberの中には、エイレーンの編集や企画手法に影響を受けた人が非常に多いです。エイレーンのチャンネルがMirai Akari Projectに生まれ変わる瞬間は、なかなかドラマティック。
「世界初しか取り柄のない男」と公式(シロの生放送)でもネタにされたばあちゃるが、世界初男性バーチャルYouTuberとして一人で頑張り続けていた様子もよくわかる。彼はやっぱり、偉大なんだなあと感じるばかり(わりと休んでいた期間はあるけどね)。
ラストに全部のバーチャルYouTuberを一つにした変遷動画がありますが、キズナアイ誕生の瞬間は超新星爆発のようです。そして昨年末の輝夜月らの爆誕によって、一斉に花咲き乱れる様子は圧巻。現状を知っているファンだとこみあげるものがあると思うんだ。
「バーチャルYouTuber黎明期」を知ることができる動画。VR文化のカンブリア大爆発的な瞬間に、立ち会っているんだなあ……と実感できます。