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業界動向 2019.02.26

“人の眼”レベルのVRヘッドセットVR-1発売、裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass」が日本上陸 – 週間振り返りVR/AR/MRニュース

2月の第4週も新たなVRデバイスについて発表がありました。3D映像を立体的に見ることができる据え置き型裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass(ルッキング・グラス)」がクラウドファンディングにて、日本向けの特別価格で提供されます(2/26 11:00~)。

また、人の眼レベルの解像度を目指したVRヘッドセット「VR-1」が6,000ドル(約66万円)で発売されました。残念ながら発送対象国に日本は入っていないものの、その技術面から世界的に注目を集めています。

本記事では、先週Mogura VRで掲載したニュースから注目記事をピックアップ。VR/AR/MRの「いま」を、皆さんにギュッと縮めてお届けします。

話題の裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass」日本上陸へ

3D映像を立体的に見ることができる据え置き型裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass(ルッキング・グラス)」が、クラウドファンディングサイト・Makuakeにて2月26日より提供開始されました。Makuake内では購入者に対して日本語版の仕様マニュアル、カスタマーサポートなども用意されています。

“人の眼”レベルのVRを目指すVarjo、VRヘッドセットVR-1発売 価格は6,000ドル

フィンランドのVarjoは、PC向けのVRヘッドセットVR-1を発売しました。価格は6,000ドル(約66万円)。視線追跡機能を搭載し、現行世代のVRヘッドセットの20倍以上の高解像度を実現している点が最大の特徴です。VarjoはVR-1の用途を産業デザイン、トレーニング、シミュレーション、建築、エンジニアリング、建設などに想定して法人限定としています。なお、現時点での発送対象国に日本は含まれていません。

ライブ配信のミラティブが35億調達、マーケティング強化や研究開発へ

ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ) 」を運営する株式会社ミラティブは、総額35億円の資金調達を実施しました。マーケティングの強化やアバター世界観を拡張する研究開発、新規事業の推進、グローバル展開を行っていくとしています。

ミラティブは、スマートフォン1つで誰でもゲーム配信・生配信ができる、ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」を運営。2018年8月には、Mirrativ内でVTuber(バーチャルYouTuber)のような配信が可能となるアバター機能「エモモ」が実装されています。

キズナアイ、「AMD Award’18」優秀賞を受賞!VTuberへの影響や訪日観光大使の実績を受けて

一般社団法人デジタルメディア協会は「第24回 AMD Award ’18(デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’18/第24回AMDアワード)」の受賞作品を発表。優秀賞の1つとしてVTuber(バーチャルユーチューバー)のキズナアイさんが受賞しました。日本政府観光局の訪日観光大使への就任やBS日テレでの冠番組などネット外の活躍も多く、彼女の活躍に刺激を受け数千以上のVTuberが活動を始めていることなどを受賞の理由としています。

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昨今、VRやARを活用した訓練・教育の導入が国内外で進みつつあります。VRを使用することで、災害や事故といった“直接体験することが難しい状況”も、臨場感をもって体感し、その危険性や訓練の重要性を再認識できます。

日本国内の大手企業でも、このようなVRの活用をソリューションとして提供している企業が存在します。この記事ではNECのグループ企業、NECソリューションイノベータによる「VR現場体感訓練システム for 防災」を紹介しています。


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