国土交通省の3D都市モデル整備プロジェクト「Project PLATEAU(プロジェクト・プラトー)」は、新たに12都市の3Dモデルを追加・リニューアルしました。併せて、土地利用状況などの2Dデータも公開されています。
Project PLATEAUは、測量した3Dの建物・地形情報と2Dの地図情報、そして調査から得られた現況利用情報を追加した、3D都市モデルを作成。誰でも利用可能なオープンデータとして公開するプロジェクトです。
Project PLATEAUでは、3月下旬に全国56都市の3Dモデルを開発しており、順次公開されています。公開された3Dデータの形式は、CityGML、3D Tiles、FBX形式等。ゲームエンジン等に取り込んで使うこともでき、すでにTwitter等のSNSでは「使ってみた」系の投稿が散見されます。
今回追加・リニューアルされた都市は以下です。
・埼玉県毛呂山町
・千葉県柏市
・神奈川県相模原市
・石川県加賀市
・長野県伊那市
・長野県松本市(リニューアル)
・静岡県菊川市
・大阪府豊中市
・大阪府池田市
・広島県福山市
・福岡県久留米市
・大分県日田市
(4/16up)PLATEAU VIEWに柏市、松本市、久留米市など12都市のデータを追加・リニューアルしました。土地利用状況などの2Dデータも公開しています。
松本城など一部ランドマークはLOD2モデルとして整備しています。細かく見ていくと面白い発見があるかもしれません。https://t.co/XJuuKe2DXZ#PLATEAU pic.twitter.com/mdJMNsDo4Y— Project PLATEAU (@ProjectPlateau) April 19, 2021
国内で3Dデータの活用が進む
都市の3Dデータの活用は東京都や静岡県といった自治体も取り組んでいます。直近では、バーチャル空間に日本各地を再現し、観光や交流ができるコンテンツが増えつつあります。