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活用事例 2024.04.25

VR開発の積木製作、「一次救命処置VRトレーニング」の販売を開始。カンボジアの病院と共同開発

2024年4月17日、株式会社積木製作は、一次救命処置VRトレーニングの販売を開始しました。カンボジアのサンライズジャパン病院と共同で開発、日本の医療技術を海外に広めることを狙います。

正確性や改善点もデータで表示、専門家が監修

積木製作は、建築CGの製作、製造業や建設業向けのVRトレーニング開発・提供で知られています。今回、積木製作はカンボジアのサンライズジャパン病院と共同で「一次救命措置VRトレーニング」を開発。日本式の医療技術を世界に広める方法として、ソリューション提供を開始します。

「一次救命措置VRトレーニング」は、事故現場で実際に起こりうる状況をシミュレーションできます。コンテンツはサンライズジャパン病院の専門医による監修を受けているほか、コントローラーを使わず手で操作できる(ハンドトラッキング)ため、よりリアルなトレーニングが可能。さらにスコア表示機能等も備えているほか、英語・日本語の複数言語対応も行っています。

(「一次救命措置VRトレーニング」を使用している様子。コントローラーを使わず手で操作できるほか、マネキンと組み合わせることで、より臨場感のあるトレーニングが可能になる)

本VRコンテンツについて、サンライズジャパン病院は院内スタッフが実際に使用、トレーニングを行っています。また、今後積木製作は得られたフィードバックを元に、定期的なバージョンアップを実施する見通し。共同で認知度を向上させ、広く世の中に導入される事を目指します。

(参考)積木製作[1], [2]


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