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メタバース最新動向 2022.01.14

世界中からメタバース関連の話題をお届け メタバース通信 vol.21

AR/VR業界のみならず、さまざまな業界を巻き込んで話題の「メタバース(metaverse)」。「メタバース通信」では、メタバースに関する世界中の最新情報をキャッチアップ。人々の新たなコミュニケーションや経済の場になるであろうメタバースを形作る、さまざまな情報をコンパクトにまとめてお伝えします。

目次(vol.21)

1. サムスンアメリカ、Decentralandにバーチャルストアを開設
2. Metaverse Group、Decentralandと提携して建築コンテスト開催
3. 米大手会計事務所、Decentraland上にバーチャルオフィスを開設
4. 仮想通貨取引所バイナンス、メタバースにバーチャルオフィスを建築中

サムスンアメリカ、Decentralandにバーチャルストアを開設


(画像元:サムスン)

サムスン電子のアメリカ法人は2022年1月6日、CES2022に合わせてブロックチェーンメタバースDecentralandにバーチャルストア「Samsung 837X」を期間限定でオープンしました。同バーチャルストアはニューヨークに実在する「Samsung 837」をモデルにしており、店内では同社のニュース映像などを見られるほか、店舗内に設置されたクエストをクリアすることで限定NFTバッジを入手できます。

また、837Xの開店記念イベントとして、現実のSamsung 837で実施される音楽ライブを837Xでも同時開催するとしています。

(参考)VentureBeatSamsung

Metaverse Group、Decentralandと提携して建築コンテスト開催


(画像元:Tokens.com)

カナダの暗号資産スタートアップTokens.comは2022年1月7日、子会社のバーチャル不動産会社Metaverse GroupがDecentralandほかと提携して、デジタル建築コンテストを開催すると発表しました。

コンテストの開催期間は2022年1月30日から3月31日まで。入賞者にはDecentraland内の土地などが賞品として贈られるとのことです。また、コンテストを通じて制作された建築物はNFTマーケットRENOVIを通じて販売され、その売上は制作者に還元されるとのことです。

(参考)Business WireTokens.com(※PDF)

米大手会計事務所、Decentraland上にバーチャルオフィスを開設


(画像元:Prager Metis)

米国に本社を置く大手国際会計事務所Prager Metisは2022年1月7日、Decentraland内にバーチャルオフィスを開設したと発表しました。オフィスは3階建てで、建設用地は2021年12月下旬に3万5,000ドル相当(約400万円)で購入したとのこと。

同様の動きとしては、世界最大級の会計事務所・コンサルティングファームPwCの子会社であるPwC香港が、ブロックチェーンゲームThe Sandbox内の仮想不動産を購入しています。

(参考)THE WALL STREET JOURNALPrager Metis

仮想通貨取引所バイナンス、メタバースにバーチャルオフィスを建築中


(画像元:Portals)

大手仮想通貨取引所のバイナンス(Binance)が、ブロックチェーンメタバース「Portals」にバーチャルオフィスを建設中と報じられています。バイナンスの広報担当者によれば、Portalsのバーチャルオフィスはユーザーの集いの場となることを意図しているとのこと。

PortalsはSolanaと呼ばれるブロックチェーン上に構築されたメタバースで、Solanaは他のブロックチェーンと比べて処理が高速かつ手数料も安いのが特長とされています。

(参考)CoinDesk


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