フェイスブック傘下のOculusは、VR造形ソフト「Medium」がAdobeのツールとなることを発表しました。「Photoshop」「Illustrator」「Adobe Dimension」といったAdobeサービスの1つとなります。
VR空間で3Dモデリング
「Medium」は、2016年にリリースされたVR造形ツールです。VR空間で3Dモデルを制作できます。Oculusは複数人での作業を可能にするなど、継続的にパフォーマンス向上やツール改善を実施してきました。
Oculusによると、原稿執筆時点で「Medium」に関する変更は一切なく、今後の改良や変更については、2020年にAdobeからリリースされるとしています。
AdobeのXRへの取組
Adobeは2018年3月にARに参入することが報じられ、AR制作ツール等をリリースしてきました。また2019年1月には3Dペイントツール「Substance Painter」の開発を手がける、Allegorithmic Labs社の買収を発表。VR/ARへの積極的な展開を見せています。
(参考)Oculus Blog