Home » VR造形ツール「Oculus Medium」初心者からプロまで使える新機能


ゲーム・アプリ 2018.07.03

VR造形ツール「Oculus Medium」初心者からプロまで使える新機能

フェイスブック傘下のOculusは、VRヘッドセットOculus Rift向けのVR造形ツール「Medium」のアップデートを行いました。今回のアップデートではパフォーマンス向上やツール改善のほか、Oculus Homeへのオブジェクト設置も可能になりました。

VR造形ツール「Medium」

「Medium」は、2016年にリリースされたVR造形ツールです。VR空間で3Dモデルを制作することができます。Oculusはこれまでも、複数人での作業を可能にするなど、プロのアーティストの使用に耐えるようアップデートを行ってきました。

[ads]

今回発表されたバージョン2.0では、グリッドスナップ機能や複数のライト、レイヤーの上限を100枚まで引き上げるといった機能の追加・拡張が行われています。また新しいレンダリングエンジンにより、動作と解像度も向上しています。

Homeへの手軽なオブジェクト設置も

さらに、3Dモデルを1から作れないような初心者のユーザーでも使いやすいように、あらかじめ出来上がった3Dモデルを自分のOculus Homeに設置する機能も加わりました。これは今年4月のOculus Homeアップデート発表時に告知されていた内容です。

Medium 2.0は、動作環境としてWindows10が必要になります。Oculusは、Mediumの新しいチュートリアルも公表するとのこと。初心者からプロまでが使えるツールとして期待されます。

(参考)Road to VR
Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード