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開発 2019.11.05

プログラミング不要のAR制作ツール「Adobe Aero」リリース、アドビから

クリエイティブソフトウェアを提供するAdobe(アドビ)は、iPhoneおよびiPadでARコンテンツを制作できる「Adobe Aero」を発表、無料アプリとして提供を開始しました。

「Adobe Aero」は、現実空間に3Dオブジェクトを重ね合わせ、ARコンテンツを作り出せるツールです。オブジェクトの位置や大きさはを変えたり、オブジェクトを動かしたりといったことが可能。アプリには「スターターアセット」として、家具や植物などのオブジェクトが用意されています。

さらに「Adobe Aero」は同社の「Photoshop」「Illustrator」「Adobe Dimension」「Substance」などのクリエイティブツール、そして「Cinema 4D」などサードパーティー製アプリで作成した3Dモデルや2Dアセットを読み込んで自動的にARに最適化し、3Dオブジェクトを作成できます。

2019年11月5日現在、アドビは「Adobe Aero」モバイル版で制作したコンテンツをより複雑に編集できる「Adobe Aero」デスクトップ版のβ版を提供しています。

2018年よりARに注力、アップルとも協業

アドビは2018年3月にARに参入する旨が報じられ、同年6月にはARツール開発を本格的に進める「Project Aero」を発表しました。今回の「Adobe Aero」はその成果と思われます。

(参考)Adobe AeroAdobe公式ブログ


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