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【de:code2019】 HoloLensの生みの親が来日、HoloLens2の魅力を語る 基調講演レポ

日本マイクロソフトは、2019年5月29日と30日に開発者向けカンファレンス「de:code 2019」を開催しました。29日の朝には基調講演があり、本イベントに先立って米国で行われた「Build 2019」での発表を踏まえ、日本におけるマイクロソフトの取り組みに関する様々な発表が行われました。

基調講演の最後に登壇したのは、KinectとHoloLensの開発者として知られるアレックス・キップマン氏。2019年2月に発表された「HoloLens 2」の話題を中心に30分ほど話をしました。

de:code 2019の基調講演の動画アーカイブは、こちらから見ることができます(キップマン氏の登壇は3時間26分頃から)。

これまで明らかになっているHoloLens 2の情報

https://www.youtube.com/watch?v=eqFqtAJMtYE

初代HoloLensが発売されたのは2016年のこと。3年後の2019年2月、MWC2019で新型のHoloLens 2が発表されました。Mogura VRでは、これまで発表されているHoloLens 2に関する情報、およびその体験レポートを公開しています。

マイクロソフトの新型MRデバイス「HoloLens 2」最新情報まとめ | Mogura VR

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【体験レポ】HoloLens 2は"正統進化"だ——性能は大幅強化、操作性は驚くほど自然に | Mogura VR

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今回の講演では、これまで発表されているHoloLens 2の情報を「おさらい」する形で進んでいきました。既に発表されているHoloLens 2に関するスペック等の情報は、先の記事や今後公開されるde:code 2019の別の講演レポートを参照ください。

披露された2つのデモンストレーション

基調講演で印象的だったのは、HoloLens 2を使ったデモの披露です。一つは、CGで再現された「2つ」の異なるキップマン氏が、お互いに炎や氷を操って闘うもの。キップマン氏がHoloLens 2を装着し起動すると、キップマン3Dモデル(氷)とキップマン3Dモデル(炎)がステージ上に出現しました。

HoloLens 2には10本の指を認識するハンドトラッキング機能が搭載されています。氏は3Dモデルを手で掴み、大きさを調整した後でお互いが向き合うように回転させました。そこでアニメーションをスタートすると……。

(ステージ上で乱闘を繰り広げる二人のキップマン氏の3Dモデル)

このデモの後には、「もう少し現実的なシチュエーションの、実用的なデモをお見せします」といってステージの脇に移動しました。そこには高精細な3Dキャプチャ技術によって、本物と見紛うクオリティのCGキップマン氏が配置されていました。氏の合図とともに、そのCGキップマンは動き出し、身振り手振りを伴って日本語を話し始めました。

キップマン氏が日本語で喋る様子

これは、HoloLens 2でステージ上にCGのキップマンを表示しながら、クラウド音声処理技術を適用したもの。現実のキップマン氏が話した英語はリアルタイムで日本語に変換され、遠隔地に「日本語を話すキップマン氏」として伝えることが可能になるというデモです。

遠隔地へ(映像や声だけでなく)「存在」を転送する技術は、「テレプレゼンス」として知られています。テレプレゼンスとは、ある人が遠隔地にいながらも、あたかも別の場所に存在するかのような感覚をもたらすもの。周囲の人にもその人が「そこにいる」と感じさせることもできます。

物理空間ではなく、インターネットを介して「存在」を伝える場合には、その「存在」をコンピュータによって変調することが可能になります。例えばテレビ電話では、声と見た目をインターネットを介して伝えることができます。その際、ビデオカメラで撮影したデータをそのまま送信しても当然成り立ちますが、背景を部屋ではなく海辺に変えたり、顔認識をして美顔効果をかけた状態でビデオ通話をしたりすることは、既に実現している技術です。現実そのままを伝えるのではなく、必要に応じてコンピュータが介入することで、より良いテレコミュニケーションが実現する可能性があるのです。

「MRの未来には、オープンなエコシステムが必要だ」

キップマン氏は講演の最後に、次のようなことを語りました。

「 MRの最終的なゴールは、一つのバリアを破ることです。私たちの周りのエコシステムはまだまだ閉じています。MR時代のエコシステムは、オープンであることが必要なのです」

氏のいう「オープン」とは、次の三つの原則に従ったものです。それは次の三つです。

(1)オープンなアプリストアを持っていること:Windows、iOS、Androidなどプラットフォームに依存しない
(2)オープンなWebブラウザの実現:どのブラウザで開いてもユーザに同じ体験を提供できる。なお、マイクロソフトは先日、Mozillaとのパートナーシップを発表しており、「FireFox」のHoloLens対応を進めている。
(3)オープンな標準的なエコシステムの実現:開発者がセンサの構成や体験を自由にカスタマイズできる。

キップマン氏は「HoloLens 2は2019年の後半に発売されます。一緒に・ここで・日本で、MRの未来を作り続けていきましょう」とコメントし、基調講演を締めくくりました。

de:code 2019では、マイクロソフトが提供する様々なサービスとの連携方法を含む、HoloLens 2の活用方法が様々なセッションで紹介されます。Mogura VRでは、de:code 2019で共有された知見についてレポートしていきます。引き続き御注目ください。


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