これまで、スマホをセットするVRゴーグルは使ったことがあっても、身体を動かしながら楽しめる本格のVRヘッドセットは使用したことがないという方は少なくないはず。しかし興味があっても、どこで売られているかは、あまり知られていないかもしれません。
実はAmazonや家電量販店、PCショップのWEBストアでも売られており、欲しくなったら即日購入可能です。この記事では一般販売されているVRヘッドセットの特徴を交えつつ、ストア情報を紹介していきます。
目次
・Oculus Quest 2
・PlayStation VR
・VIVE Pro 2
・VIVE Pro、VIVE Pro Eye
・VIVE Cosmos、VIVE Cosmos Elite
・VALVE INDEX
・HP Reverb G2
・Pimax Vision 8K Plus
Oculus Quest 2
FacebookのVRヘッドセット「Oculus Quest 2」は、テレビCMで目にした方も多いでしょう。その大きな特徴は、PCやゲーム機に接続しなくても、いつでもVRを体験できるところにあります。
購入方法はOculus公式サイト、Amazon、家電量販店、楽天など。価格も3万円台~と、一般的なVRヘッドセット比べて安価なのも注目です。ハイエンドPCを用意する必要がないので、スマホ向けゴーグルから本格的なVRに移行した人にとって最も分かりやすい選択肢かと思われます。なお、利用にはFacebookアカウントが必要です。
Oculus公式 |
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Amazon |
Amazon.co.jp : |
家電量販店 |
各量販店の店舗およびオンラインストア ヨドバシ.com: |
楽天 |
楽天ビック: |
※5月7日時点のもの。価格は変動する可能性があります。
PlayStation VR
PlayStation 4・5と繋いで遊ぶVRヘッドセット「PlayStation VR(PSVR)」。PSVRでしか遊べないソフトも多く、「ASTRO BOT: RESCUE MISSION」や「マーベルアイアンマン VR」、「みんなのゴルフVR」など人気タイトルが揃っています。
また、本体に「PlayStation VR WORLDS」が同梱されたバージョンのセールが定期的に実施されています。特にPS4を持っていてVRを遊びたい人向けのデバイスです。PS5では、専用のアダプターが必須です。詳しくは下記の記事を確認ください。
ただし2021年5月初頭の現在では家電量販店では品切れ気味となっており、これまでよりも購入が難しくなっています。WEB上のECサイトでは通常通り販売している場合もある他、中古での購入も可能です。
Amazon |
Amazon.co.jp :36,586円 |
ECサイト |
※上記はすべて“PlayStation VR WORLDS” 特典封入版。
※5月7日時点のもの。価格は変動する可能性があります。
VIVE系ヘッドセット
VIVE Pro 2
先程紹介した「VIVE Pro」の後継機で、解像度や視野角などの性能が向上しています(詳しいスペック情報はこちら)。また前機種と同様に外部センサーを使用してトラッキングできるタイプで、4月に発表された「VIVEトラッカー3.0」と「フェイシャルトラッカー」にも対応しています。これにより、アバターの表情がより豊かになります。
発売は6月3日の予定です。予約は公式ストアで開始されています。
VIVE公式 |
VIVE Pro 2/103,400円 |
※5月12日時点のもの。価格は変動する可能性があります。
VIVE Pro、VIVE Pro Eye
「VIVE Pro」は、PC接続型のハイエンド向けVRヘッドセットで、法人向けとして利用されています。またバーチャル空間で3Dアバターを本格的に操作できるデバイスとしても活用されています。
「VIVE Pro Eye」は上記のProの性能はそのままに、自分の目の動きをアバターと同期できる視線追跡(アイトラッキング)機能が採用されています。
「VIVE Pro」は、2020年の時点でモデルの刷新が発表されているため、今後の購入は「VIVE Pro Eye」が主流になります。公式ストアではVIVE Cosmosと同様、「VIVEPORT インフィニティ」が2ヶ月分付属します。
VIVE公式 |
VIVE Pro/153,500円 |
Amazon |
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PCショップ |
ドスパラ: |
家電量販店 |
ヨドバシ.com: |
※5月7日時点のもの。価格は変動する可能性があります。
VIVE Cosmos、VIVE Cosmos Elite
「VIVE Cosmos」は、ヘッドセットに搭載されたカメラ等を使ってトラッキング(自分の身体の動きをバーチャルの身体と同期させるシステム)を行えるVRヘッドセットです。
一方、「VIVE Cosmos Elite」は外部センサーによって、より高度なトラッキングが可能。これによりVRゲームを満足に遊んだり、アバターの手足をある程度自由に動かしたりといったことが実現できます。
ふたつのVRヘッドセットの大きな違いは、部屋にとりつける外部センサーの有無。「VIVE Cosmos」は不要ですが、「VIVE Cosmos Elite」は必要です。部屋に外部センサーを取り付けられるか、事前に確認しましょう。
販売先は公式サイトの他、公式取扱店としてAmazonやPCショップ、家電量販店など幅広く販売されています。さらに公式ストアでは特典として、定額でプレイし放題の「VIVEPORT インフィニティ」が2ヶ月分付属します。また、店舗によっては試遊が可能な場所もあるとのこと。
VIVE公式 |
VIVE Cosmos/98,870円 |
Amazon |
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PCショップ |
ドスパラ: |
家電量販店 |
ヨドバシ.com: |
Mogura VR Store |
※5月7日時点のもの。価格は変動する可能性があります。
※上記のVIVE Cosmos Eliteはコントローラーとベースステーションのセット。
VALVE INDEX
PC接続型のVRヘッドセット「VALVE INDEX」は、解像度が片目1,440×1,600、最大144Hzのリフレッシュレートを実現。一般向けVRヘッドセットの中でも最高クラスの性能を誇ります。また、コントローラーによって、バーチャル空間でも5本の指を動かすことができます。
公式の販売先はDegica FAN。ヘッドセット入りのモデルには、「Steamアワード2020」の「VRゲームオブザイヤー」を獲得したFPS「Half-Life: Alyx」と人気楽曲が収録されたリズムアクション「初音ミクVR」が同梱されます。一部PCショップでもWEBまたは店頭で販売中です。
Degica FAN |
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PCショップ |
ドスパラ: |
※5月8日時点のもの。価格・在庫状況は変動する可能性があります。
HP Reverb G2
Windows Mixed Reality Headset(Windows MR)のVRヘッドセット「HP Reverb G2」。インサイドアウト用カメラを4つ内蔵し、両目4Kの解像度など同プラットフォームの中でもクオリティが抜きん出ており、Windows MRを選ぶならベストな選択と言えます。また、SteamVRにも対応しています。
販売先はHPの公式ストアおよびMogura VR Storeですが、5月8日現在販売を一時停止中。中古であればメルカリなどで販売されている場合がありますが、本来の価格よりも高い可能性があるので、販売再開を待つのも手です。
HP 公式 |
HP Reverb G2/65,780円 ※販売一時停止 |
Mogura VR Store |
HP Reverb G2/59,800円 ※法人限定、記事公開時点で在庫なし。 |
メルカリ |
※5月8日時点のもの。価格・在庫状況は変動する可能性があります。
Pimax Vision 8K Plus
視野角200度と両目8Kという解像度が特徴の「Pimax Vision 8K Plus」。さらに110Hzという高リフレッシュレート、フルRGBディスプレイの搭載するなど、視ることに特化したPC向けハイエンドモデルです。
販売先はPimax公式サイトやamazon、Mogura VR Storeなど。ベースステーションやコントローラーは別途購入が必要となるので注意が必要です。
Pimax 公式 |
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amazon |
販売元:PIMAX |
Mogura VR Store |
※5月8日時点のもの。価格・在庫状況は変動する可能性があります。