Home » Unityが料金体系を変え事実上の値上げ、Robloxの開発者会議「RDC 23」開催 ー 週間振り返りXRニュース


業界動向 2023.09.18

Unityが料金体系を変え事実上の値上げ、Robloxの開発者会議「RDC 23」開催 ー 週間振り返りXRニュース

「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。

1.Unityが料金体系を変更、累計インストール数に応じた追加料金で事実上の値上げ 24年1月から(9.14)
2.Robloxの開発者会議「RDC 23」が開催、アバター通話や3Dモデリングの自動化ツール等発表(9.11)
3.中国が「メタバース産業3カ年計画」公表、世界的企業の育成目指す(9.13)
4.大成建設と日立、「建設承認メタバース」開発 BIMデータ活用(9.08)
5.「XR Kaigi 2023」スポンサー・出展社の第一弾を発表! バーチャル領域を牽引する企業が集結(9.14)

Unityが料金体系を変更、累計インストール数に応じた追加料金で事実上の値上げ 24年1月から(9.14)

ゲームエンジン「Unity」の新料金体系「Unity Runtime Fee」が発表されました。従来の定額料金に加え、収益・累計インストール数が一定以上のゲームは、2024年1月以降に発生したインストール1回あたり0.01〜0.2ドルの追加費用が生じます。この突然の発表は、対応期間の短さや、これまでゲーム開発の民主化を掲げてきたUnityの方針を大きく転換するものであり、強い反発を受けています。現在、Unity TechnologiesはフォーラムFAQで方針説明を続けています。

Robloxの開発者会議「RDC 23」が開催、アバター通話や3Dモデリングの自動化ツール等発表(9.11)

Robloxの年次開発者会議「RDC 2023」(Roblox Developer Conference)が開催されました。対象デバイスの追加に加え、制作ツールの充実、音声通話ツール「Roblox Connect」の新規開発、などが発表されました。基調講演には共同創業者兼CEOのDavid Baszucki氏が登壇し、次の5年間に向けた「新しい予測」と題して、10の将来像を語りました。

中国が「メタバース産業3カ年計画」公表、世界的企業の育成目指す(9.13)


(出所:維基小霸王, CC-BY-SA 4.0)

9月8日、中国工業情報化部(工信部)が、関係4省庁との連名で「メタバース産業の革新的発展に向けた3カ年行動計画(2023-2025年)」を公表しました。イノベーション推進など5方針を基本原則とし、5つの優先課題について、14項目の行動計画を掲げています。同日には、中央政府の公式サイトにも政策の解説が掲載されました。

大成建設と日立、「建設承認メタバース」開発 BIMデータ活用(9.08)

大成建設株式会社が、建設計画における業務効率化を目指し、「建設承認メタバース-CONSTRUCTION CONTRACT」を開発します。BIMデータから竣工イメージの3D空間を制作、議事録などの各種データを一元管理。従来の紙の図面や、目視確認を主体としたワークフローの刷新を狙います。

「XR Kaigi 2023」スポンサー・出展社の第一弾を発表! バーチャル領域を牽引する企業が集結(9.14)

株式会社Moguraが、12月18日(月)〜22日(金)に開催する「XR Kaigi 2023」のスポンサー・出展社を発表しました。会期中には各社による講演・展示が行われます。追加出展や登壇者も随時発表予定です。お得な早割チケットの申込締切は10月11日まで、公式Webサイトから購入できます。

毎週の注目ニュースを紹介・解説する「もぐラジオ」毎週月曜日更新!

Mogura VR Newsでは、毎週の注目ニュースを解説する「もぐラジオ」を毎週月曜日朝8時に更新。日々のニュースから読み取れるXR・メタバースの業界動向を編集長と副編集長が解説しています。誌面では語れない内容も盛りだくさん! YouTube、各種Podcastで配信中です。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード