「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。
目次
1. 小型軽量な一体型VRヘッドセット「Pico 4」シリーズ発表 価格は429ユーロから
2. ローソン、コンビニでアバター接客を導入 人手不足や深夜の就労対策(9.22)
3.EUがメタバース規制の検討か? 欧州委員会が文書発表、委員が計画案をブログで論じる(9.21)
4.触覚デバイス開発のHaptX、2,300万ドルを調達。次世代製品の開発や商業化加速(9.20)
5.Googleが画像1枚から3Dモデルを生成する「LOLNeRF」研究成果発表、より高精度に進化(9.21)
小型軽量な一体型VRヘッドセット「Pico 4」シリーズ発表 価格は429ユーロから(9.22)
9月22日(木)、Picoはコンシューマ市場向けに、新たな一体型VRヘッドセット「Pico 4」シリーズを発表しました。両目解像度4K(※片目あたり2K)、本体重量は295g。高解像度と軽量性を両立しています。日本向けには10月7日発売予定ですが、日本向け価格は未定。なお、128GB版のヨーロッパ向け価格は429ユーロ(発表時点で約59,500円)であり、Metaの一体型VRヘッドセット「Meta Quest 2」の改定後価格と非常に近い価格です。
ローソン、コンビニでアバター接客を導入 人手不足や深夜の就労対策(9.22)
ローソンはAVITAと協業し、11月末よりリアル店舗でのアバター接客を開始します。未来型店舗「グリーンローソン」に、AVITAのアバター接客サービス「AVACOM」を導入。夜間勤務の課題や、労働力の不足の解消。身体的ハンディキャップなどに制限されない、働き方を提供します。現在アバターワーカーも募集中で、2025年度中にアバターワーカー1,000名の育成を目指します。
EUがメタバース規制の検討か? 欧州委員会が文書発表、委員が計画案をブログで論じる(9.21)
EUが「メタバース規制法」を検討している模様です。EUで内閣の役割を担う、欧州委員会は2023年「メタバースなどの仮想世界に関するイニシアチブ」に優先的に取り組むと発表しました。これまで欧州で進めてきた大手IT企業への規制法案のような法的枠組みをバーチャルにも適用するとみられます。
触覚デバイス開発のHaptX、2,300万ドルを調達。次世代製品の開発や商業化加速(9.20)
触覚デバイス開発のHaptXが、2,3000万ドル(約33億円)を調達しました。同社はバーチャル空間の物体に触る感覚を味わえる、グローブ型の触覚デバイス「HaptX Gloves DK2」を開発しており、同資金で新製品開発・商業化に取り組みます。
Googleが画像1枚から3Dモデルを生成する「LOLNeRF」研究成果発表、より高精度に進化(9.21)
Googleは、3Dモデル生成プロセス「LOLNeRF」を使い、人の顔や猫といった、1枚の画像から、その特徴を抜き出し、3Dモデルを作る研究を発表しました。同研究が実用化すれば、高い負荷のかかる3Dモデル作成のハードルを下げ、メタバース構築を簡易化できます。
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