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業界動向 2020.09.23

フェイスブックが「Oculus Quest 2」10月発売、スマートグラスも2021年にリリース ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.フェイスブックが「Oculus Quest 2」発表、33,800円からで10月13日発売(09.17)
2. 「Oculus Quest 2」製品版先行レビュー。性能とコスパからFacebookの本気を感じろ!(09.17)
3.フェイスブックがレイバンとコラボしたスマートグラスを2021年発売へ 「ARグラスではない」(09.17)「
4.Steamの月例VRデバイス調査、Oculus Rift Sがトップシェアに(09.11)
5.「TikTok」運営のバイトダンス、VR内での歩行に関する特許を出願(09.10)
6.日本市場に本気を出した!? Facebookの「日本向けのVR市場戦略」を分析する(09.17)

フェイスブックが「Oculus Quest 2」発表、33,800円からで10月13日発売(09.17)


フェイスブックは、一体型VRヘッドセット「Oculus Quest 2(オキュラス クエスト 2)」を発表しました。Oculus Quest(2019年5月発売)の後継機であり、軽量化・低価格化・スペックアップ・高解像度化を実現。発売日は、10月13日(米国時間)、価格は33,800円/64GB版、44,800円/256GB版(ともに税別)となっています。

【Topics】
・2020年9月17日開催のFacebook Connectにて公開
・Quest 64GB版より約12,000円安価に。596gから約503gと重量も軽く
・ビックカメラ、ヤマダ、ヨドバシ、GEOなど家電量販店でも販売。体験コーナー設置も

「Oculus Quest 2」製品版先行レビュー。性能とコスパからFacebookの本気を感じろ!(09.17)

2020年9月16日に開催の「Facebook Connect」で「Oculus Quest 2」が公開されました。今回Mogura VR Newsでは、軽量化・高画質化・スペックアップを果たしたOculus Quest 2のファーストインプレッションをご紹介します。

【Topics】
・黒→白、ファブリック→プラスチックに。解像度向上で文字の可読性もアップ
・「VRとしての体験」はQuest 1から飛躍なし。ソフトウェアによる進化に期待

フェイスブックがレイバンとコラボしたスマートグラスを2021年発売へ 「ARグラスではない」(09.17)

2020年9月16日(米国時間)開催のFacebook Connectの基調講演で、フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、「ARグラスではない」と前置きした上で「レイバンとフェイスブックは2021年に最初のスマートグラスを発売する」と発表しました。レイバンを展開するEssilorLuxotticaとの数年にわたる提携についても明言しています。

【Topics】
・「日常的に人々が使うARグラスにはデザインが重要である」とザッカーバーグ氏
・EssilorLuxotticaはレイバンやアルマーニなどのブランドを展開
・「ARグラスではない」メガネ型デバイス


Steamの月例VRデバイス調査、Oculus Rift Sがトップシェアに(09.11)

Steamは2020年8月版のSteamハードウェア利用状況調査を公開しました。Oculus Rift Sがシェアトップを走り、VALVE INDEXもシェアを伸ばしています。一方で減少幅(-1.57%)が大きかったHTC VIVEについて、米メディアUploadVRは「ユーザーがVALVE INDEXに乗り換えた可能性」について指摘しています。

【Topics】
・Rift Sシェア率は23.02%(前月比+1.22%)。SteamVRユーザーの約4分の1が利用
・Steamユーザー限定調査のため、市場全体のシェア率は推定できない点に注意

月例VRデバイス調査など、Steamに関連の記事を紹介しています。

「TikTok」運営のバイトダンス、VR内での歩行に関する特許を出願(09.10)

TikTok運営のバイトダンスが、2020年4月末にVR関連の特許を出願したと判明しました。
海外メディアGiz Chinaは、Google MapのARナビ機能のような、VR空間内でユーザーの位置を特定し、ユーザーの行き先などの歩行ルート示すものと推測しています。

【Topics】
・バイトダンスは動画プラットフォーム「TikTok(ティックトック)」を展開
・名称は「バーチャル空間におけるローミング(歩き回ること)のための方法、デバイス、電子機器」

企業向けARセミナー、有名歌手のXRパフォーマンスのライブ配信などTikTokの記事はこちらです。

6.日本市場に本気を出した!? Facebookの「日本向けのVR市場戦略」を分析する(09.17)

これまでの主力だったオンライン販売に加え、家電量販店へと販路を拡大する「Oculus Quest 2」。Facebookは異例の「日本市場への展開強化」を明言しています。本記事では、市場に与えるインパクトや、Facebookが日本を重視する意図についてまとめています。

【Topics】
・Oculus Quest 2の露出で市場にVRを認知させ、フィットネスや動画などで拡大か?
ドイツでOculus Questの販売が一時差し止めで日本に注力か?


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