Home » 米国防総省がAR/VRトレーニング導入、新VRデバイス「Valve Index」体験レポ ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース


業界動向 2019.07.16

米国防総省がAR/VRトレーニング導入、新VRデバイス「Valve Index」体験レポ ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。VR/AR/MRの最新情報を、ギュッと縮めてお届けします。

目次

1.米国防総省、核戦争の脅威を想定したAR/VRトレーニング導入へ (07.10)
2. 大注目のVRヘッドセット「Valve Index」体験レポ。徹底的なこだわりが生む“至高のVR体験” (07.06)
3.泳ぎながらタイムが見える AR水泳ゴーグルが登場 (07.11)
4.Oculus、アイトラッキング関連の開発を本格化か (07.10))
5.ウォルマート、人事評価にVRプログラム導入 既に1万人以上へ実施 (07.05)
【イベント情報】「一体型VRヘッドセット最前線」Quest、Go等への制作を先駆者が語る Tokyo XR Meetup #29

米国防総省、核戦争の脅威を想定したAR/VRトレーニング導入へ(07.10)

米国防総省は、現場に向けたトレーニングにAR/VRの活用を検討しています。実践や意思決定の場面をAR/VRでリアルに再現することで、様々な局面での効果が見込まれます。

米軍はVR/AR/MR技術の導入に積極的であり、2018年には実戦および訓練にマイクロソフト社のMRヘッドセット「HoloLens」を10万台導入。海軍も若者へのPRや軍事訓練にVR/AR/MRを活用しており、空軍は2019年よりVR訓練を開始する旨が報じられています。

【Topics】
・政府の調達情報を掲載するウェブサイトFederal Business Opportunitiesで公表
・実戦や意思決定の場面をリアルに再現。反復や低コストで効果的な訓練に期待

米軍関連記事:

大注目のVRヘッドセット「Valve Index」体験レポ。徹底的なこだわりが生む“至高のVR体験” (07.06)

新たなハイエンドVRヘッドセットIndex(インデックス)。世界最大のPC向けゲーム配信プラットフォームSteamを開発・運営するValve社が作り上げたIndexは、VRでも現実同様に指を動かせる仕組みを搭載するなど、市販されるVRデバイスとしては非常に高いスペックを誇ります。

今回、Mogura VR News / MoguLive編集部は、このIndexをValve社の米国オフィスにて特別に体験。本デバイスのファーストインプレッションをレポートします。

【Topics】
・ValveにとってIndexは「大きなチャレンジ」
・現行のVRヘッドセットとしては最高クラスの体験
・日本での発売に期待

泳ぎながらタイムが見える AR水泳ゴーグルが登場 (07.11)

スポーツテクノロジーのスタートアップFORMは、ARを使った水泳ゴーグルを発表しました。泳ぐ最中、ゴーグルに計測タイムが表示され、距離やストロークの回数、レートの確認も可能です。発売日は2019年8月7日、販売価格は約22,000円(199ドル)です。

【Topics】
・16時間の連続稼働、記録データのチェックや共有も
・各種AR機能は内蔵されたオンボードコンピュータを通して動作

Oculus、アイトラッキング関連の開発を本格化か (07.10)

フェイスブック(Oculus)は、視線追跡(アイトラッキング)の実用化に関する取り組みを進めています。2018年には、アイトラッキングを含む、様々な新技術が実装されたプロトタイプVRヘッドセット「Half Dome」の開発を発表。Oculusの開発者会議でも、2022年までの実用化を宣言しています。

そして現在、Oculusは、400職以上のAR/VR関連職の求人を募集しており、これらの業務内容から、現在Oculusが、アイトラッキング技術を搭載したデバイスの開発を進めていることが伺えます。

【Topics】
・アイトラッキングは、眼球の動きや瞬きを認識する機能。視線追跡により操作、アバターの自然な表現、ユーザーデータ取得も可能に
・目を惹く電気工学エンジニアの募集。開発の本格化を示唆か

Oculus関連記事:

ウォルマート、人事評価にVRプログラム導入 既に1万人以上へ実施 (07.05)

米小売大手ウォルマートは、VRトレーニングを手がけるSTRIVRと提携。中堅クラスの社員に対し、VRによるスキル評価を導入します。評価時のバイアスを取り除き、優秀なマネージャーを選出、労務コストを削減する狙いです。

これまでにも、ウォルマートは従業員教育にSTRIVRのVRプログラムを導入しており、17,000台の一体型VRヘッドセットOculus Goを配備。1万人以上の従業員の評価にVRプログラムを用いています。

【Topics】
・VR評価により従業員の強みと弱み、潜在能力を測り、昇進降格を決定
・現在社員の回答のみで評価。今後は身振りや視線も追加予定

米ウォルマート関連記事:

【イベント情報】「一体型VRヘッドセット最前線」Quest、Go等への制作を先駆者が語る Tokyo XR Meetup #29

Tokyo XR Startups株式会社(TXS)と株式会社Moguraは、Oculus QuestやOculus Go等の一体型(スタンドアロン)VRヘッドセットの現状や今後、開発について語るイベント「Tokyo XR Meetup #29 スタンドアロンVRの現状と開発のポイント」を開催します。日時は7月18日(木)の19:30から、開催場所は東京・御茶ノ水のデジタルハリウッド大学。チケット価格は2,000円です。

本イベントではOculus QuestやOculus Go、Mirage Soloなどにおける開発実績を持つメンバーが登壇。一体型VRヘッドセットの現状をはじめ、VRゲームやBtoB領域での活用、将来性、そして開発のポイントを語ります。

【Topics】
・ビジネス向けVRやVRライブアプリ、VRゲームなどの先駆者が登壇
・Oculus QuestやOculus Goなどの開発におけるポイント、これからの展望についての知見が得られる


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード