スポーツテクノロジーのスタートアップFORMが、ARを使った水泳ゴーグルを発表しました。利用者は、泳いでいる間に計測タイムなどを目の前に見ることが可能となります。
AR水泳ゴーグルの発売日は2019年8月7日、販売価格は199ドル(約22,000円)です。
16時間の連続使用が可能
今回発表されたAR水泳ゴーグルはプールでの使用が想定されています。各種AR機能は内蔵されたオンボードコンピュータを通して動作します。連続稼働時間は16時間。FORMによると計測タイムのほか、距離やストロークの回数、レートもARで確認することが可能とのこと。
スマートフォンアプリとも連動
このAR水泳ゴーグルは、専用のスマートフォン向けアプリとも連動します。アプリでは、記録されたデータの確認や共有が行えるほか、他の利用者のデータを見たり、ゴーグルの設定を行います。専用アプリの対応OSはiOSとAndroidで、AR水泳ゴーグルの発売と同時(8月7日)に配信開始予定です。
関係者のコメント
今回のAR水泳ゴーグルのリリースについて、FORMの創業者でCEOのDan Eisenhardt氏は以下のようにコメントしています。
私は14歳の時から競泳に取り組んできましたが、リアルタイムでデータを確認できないことをとても苦痛に感じていました。この水泳ゴーグルのアイディアは,
何年も前から構想していましたが、実現するためにはテクノロジーの発展を待つ必要がありました。我々は、優秀な(FORMの)チームが水泳に存在する根本的な問題の1つを解決できたことを誇りに思います。
(参考)VRScout
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