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業界動向 2019.10.23

LGがテレビ視聴者向けに“AR通販”をスタート

LGテレコムの子会社であるLG UplusとスタートアップのEyecandylabは、視聴者がARを使ってTV番組から買い物ができるスマートフォン用ショッピングアプリを、韓国国内向けに配信開始しました。同アプリはiOSとAndroidで利用できます(それぞれARKit、ARCoreに対応した端末のみ)。

スマホをTV画面にかざすと商品の3D情報が出現

アプリに対応した2つの番組放送中、TV画面にスマートフォンをかざすと、広告商品の3Dモデルや商品データなどがスマートフォンのアプリ画面内にAR表示されます。

アプリ画面内に表示された3D情報は、スマホに映るリアル映像内の好きな場所に置くことができるほか、表示された3Dモデルをタップするだけで商品を購入できます。

同サービスについてLG UplusのKeeman Seoh氏は「回線サービスプロバイダーとして、5Gを活用したサービスをユーザーに提供できて嬉しい」とコメント。

一方、EyecandylabのCEOであるRobin Sho Moser氏は「TV通販は、日常生活の中で消費者にAR・VRの良さを知ってもらうのに最適な手段です。また、今回のARアプリは実際の商品販売にも貢献するはずです」と語っています。


(C)LG Electronics Inc.

サービス利用者には割引も

また、アプリではARショッピングに加え、同アプリで買った商品は5%の割引になります。ただし同サービスは今のところ、LG Uplus 5G加入者かつLG TV所有者だけが利用可となっています。

(参考)VRScout
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