5月31日、国内でオンラインゲーム事業を展開する株式会社ガーラは、韓国GPM社と業務提携を締結しました。GPM社はVRプラットフォーム「Monster VR」およびVRテーマパーク事業を提供する企業です。今回の業務提携により、ガーラは国内の営業代理店として「国内でのMonster VR端末の販売と保守、そしてライセンスに係るサブライセンスの付与」を行います。
韓国でVRプラットフォームおよびVR体験施設を運営
GPM社は韓国を拠点とし、VRプラットフォーム事業とVRテーマパーク事業を展開する企業です。VRプラットフォーム事業では、VRプラットフォーム「Monster VR」をコンテンツ開発会社とVR端末を設置する事業者に提供しています。
「Monster VR」はホテルなどの宿泊施設に設置するタイプや、カラオケボックス型、個室タイプといった複数のVR端末があり、決済システムやコンテンツ管理システムといったソフトウェアと一体となって機能しているプラットフォームです。プラットフォーム上には500個を超えるコンテンツが提供されています。
VRテーマパーク事業では、2017年8月に韓国内にVRテーマパーク「SongdoMonster VR」を開設、2018年8月には45種類のVRコンテンツが楽しめる「Monster VR テーマパーク」を開設しており、2店舗のVRテーマパークを運営しています。
日本でのVR事業を展開
ガーラはオンラインゲーム事業とコミュニティ・ソリューション事業を展開する企業です。今回の業務提携により、Monster VR事業の国内営業代理店として、プラットフォーム事業や販売代理店事業、そしてテーマパーク事業を展開していきます。
Monster VRプラットフォーム事業では、VRコンテンツ開発会社およびVR端末設置事業者への営業活動やマーケティング活動を行っていくとともに、日本語ローカライズやコンテンツの審査・管理業務を行うとしています。
Monster VR販売代理店事業では、VR端末設置事業者へのVR端末の販売代理店業務を実施。Monster VRテーマパーク事業では、日本におけるMonster VRの営業代理店として、VR テーマパーク運営事業者へのライセンス提供・運営サポート業務、またVRテーマパーク運営事業者との共同出資による VRテーマパーク運営業務を行うとのことです。
(参考)株式会社ガーラ プレスリリース