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業界動向 2019.08.21

米VR体験施設のNomadicが韓国に新店舗オープン、8月後半に開店予定

ロケーションベース(体験型)のVR施設運営を手掛けるカリフォルニアのVRスタートアップNomadicは、韓国・ソウルにVR体験施設を新規オープンすることを発表しました。今回のソウルへの出店は、同社にとって初の海外進出です。オープン日は、2019年8月後半が予定されています。

 Nomadicは2015年に創業された企業です。同社は2018年、フロリダ州オーランドに最初の商業拠点をオープンしました。同社はこのスペースを利用して、VRゲーム「Arizona Sunshine」をベースとした複数のエクスペリエンスを展開しており、VrwerxとParamountと共同で「ミッション・インポッシブル」のVRコンテンツを開始することも発表しました。

映画館内にオープン

今回発表されたソウルの新規店舗は、同都市の複合映画館CGV Gangbyeon内にオープンします。 出店は、CGV Gangbyeonを運営する映画館チェーンCGVとテクノロジープロバイダーCJ 4DXとの共同事業として行われます。

ソウルの新規店舗では、ゾンビシューティング「Arizona Sunshine」のVR体験施設バージョン「Arizona Sunshine: Contagion Z」がプレイできます。本作は、最大4人同時に遊ぶことができます。

 NomadicのCEO、Doug Griffin氏は、今回のソウルへの出店について以下のようにコメントしています。

我々は、(CGVとCJ 4DXという)2社のパートナー(企業)と共に(アジア圏に)初進出することを心から喜ばしく思っています。アジアのマーケット(韓国)は、進んだゲーム文化が存在する地域であり、また弊社が成長するのに適した場所でもあるからです。

(参考)Variety


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