上下左右、周囲をぐるりと撮影することのできる360度カメラ。数十万円するプロ仕様の製品からスマートフォンに取り付ける手軽なものまで、様々な360度カメラが発表されています。VRに馴染みのないユーザーにとっても、360度コンテンツに触れる入り口として、格好のデバイスです。
その360度カメラの代表、Shenzhen Arashi Vision社の「Insta360」シリーズに、新たなハードウェアが加わると期待されています。
スマホ向けからプロ仕様まで
シリーズ初の製品「Insta360 Nano」は2016年リリース。直挿しして使用するiPhone専用の360度カメラです。その後Android専用で直挿しできる全天球カメラ「Insta360 Air」、スペックが向上し、通常動画への切り出しなども可能になった「Insta360 ONE」、プロ仕様の「Insta360 Pro」といった製品を次々に発表してきました。数ある360度カメラの中でも次々と新機種を発表しており、最も注目を集めているシリーズの1つです。
今年に入ってからは、「Insta360 ONE」のカメラファームウェアとiOSアプリのアップデートを行っています。また、4,500円でカジュアルな360度撮影を可能にする「PanoClip」も発売しました。
イメージ公開するも詳細は不明
8月7日に公開されたティザーイメージでは、新しいハードウェアの登場を匂わせています。
画面に浮かぶ”MAKE YOUR MOVE”(感動を作ろう)の文字と、8月21日という日付。2つのレンズらしき画像も見えます。これまでレンズが2つ並んでいるカメラは「Insta360 Pro」しかなく、その系列機種を示唆しているのでしょうか。
その他の詳しい情報は明らかにされていませんが、これまで同社がティザーサイトを告知した後は新製品が発表されてきました。この日に何らかのアップデートもしくは新製品発表が行われるのではないかと期待されます。
「Insta360」シリーズについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
(参考)VRFocus
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