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【レビュー】マルチビューとスタビの効いた動画で楽しみの幅が広がった360度カメラInsta360 Nano S

誰でも手軽なワンショットの操作で360度全天球のVR写真/動画を撮影できる360度カメラ。1月9日から12日にラスベガスで開催された世界最大の家電見本市「CES 2018」でも複数のメーカーから360度カメラが展示されていました。海外のみならず、日本でもリコーの「THETA」シリーズを筆頭に、人気を集めています。

今回は360度カメラブランド「Insta360」の最新機種の「Insta360 Nano S」をレビューします。

Insta360 Nano Sとは

Insta360 Nano SはiPhoneのライトニング端子に直挿しして撮影するタイプの360度カメラです。カメラ本体の大きさは縦10cm/横3cm/厚さ2cmほど。形状はスティック型で、お菓子の「SOYJOY」や「うまい棒」に似た形を想像してもらうと分かりやすいかもしれません。小型の360度カメラですが、1/3.06型CMOSイメージセンサーを搭載し、6K静止画と4K動画(30fps)を撮影可能と高い性能を有しています。また外部メモリーカードも128GBまで対応で大容量の長時間撮影した360度動画が保存可能です。

Insta360 Nanoの内容品は下記の通りです。

・カメラ本体
・スマートフォンスタンド
・巾着袋
・micro USBケーブル
・VRゴーグル(パッケージ)
・クイックマニュアル

スマホスタンドを除く内容一式

スマホスタンドは角度を調整可能

Intsa360 Nano Sの注意点は、ライトニング端子に直挿しするためiOS端末のiPhone専用の360度カメラであることです。また、iPadとiPod touchには対応していません。Insta360 Nano S専用のカメラアプリはiOS 9.0以上対応とあるので、iOS 9.0以上の次の機種で使用することができます。

・iPhone 6
・iPhone 6 plus
・iPhone 6s
・iPhone 6s plus
・iPhone 7
・iPhone 7 plus
・iPhone 8
・iPhone 8 plus
・iPhone X

対応機種の他にも注意点があります。ライトニング端子接続のアタッチメントの余裕が小さいため、iPhoneにカバーを付けていると接続ができない点です。ただし、Insta360 Nano Sは単体使用も可能なので、撮影するだけならiPhoneに接続しなくても大丈夫です。しかし、iPhoneへの無線接続はできないため、撮影した写真/動画をiPhoneに移すには、ライトニング接続が通常は必要になります。

筆者のiPhoneは普段ケースに入れて使用しているため、ケースを使用しているとライトニング接続できないのは大きなネックでした。しかしこの問題に対しては延長アダプタを使うことで解消できました。下記の写真のようにアクセサリーを使用することで、ケースに入れたiPhoneでもライトニング端子に接続することが可能になります。


「Lightning dockStubz」という延長端子の本体部分を一部削り取って使用

iPhoneカバーを付けた状態で接続

ライトニング端子による直挿しの特徴は、プレビューをしながらの撮影と撮影後の静止画/動画のスマートフォンへの保存が簡単にできること。撮影後すぐにスマホからSNSにシェアできるのは、日常的に使用するにはとても便利です。また動画撮影をした直後に問題なく撮影できたかどうかチェックできるのも安心で便利です。スマホへの無線転送やPCへの有線転送のみにしか対応していない機種の場合、特に360度動画は無線転送時間が非常に掛かってしまうので、失敗せずに動画が撮れているかチェックするだけでも大きな手間になってしまいます。

Insta360 Nano Sで撮影!

では、実際にInsta360 Nano Sで撮影した静止画と動画を見てみます。

埋め込みのビュワーは「Insta VR」を使用したのでオリジナルデータとなります。解像度は6272×3136で画素数は2,000万です。屋外の明るい場所で撮影したので光量もあり綺麗に撮影できています。ただしカメラ前方の太陽の方向を見ると光で橋のロープが白飛びしているのが確認できます。強い光のある場所では気を付けたいところです。またInsta360 Nano Sのアプリにはパープルフリンジ補正の機能があります。スマホに接続して撮影した場合は自動で補正され、単体で撮影した場合も後からスマホアプリで補正をかけることができます。

https://www.youtube.com/watch?v=DaznWUKzm_w

こちらも同じくオリジナルデータとなります。4K動画というよりもスティッチング(画面の繋ぎ目)の綺麗さに驚かされました。画質に関してはくっきりとシャープな印象です。また撮影時はかなりの強風が吹いていたのですが、手ぶれ補正機能がついているため、安定した映像を撮影できます。スタビライズはiPhoneのジャイロセンサーを使用しているため、カメラ単体では補正がかかりません。カメラ単体のものと比べるとスタビライズのおかげで安定した映像であることがよく分かります。

カメラ単体(スタビライズなし)

https://www.youtube.com/watch?v=_nOZaHR4hoY

風でカメラが揺れているのが一目瞭然かと思います。しっかりと手ブレ補正が効いているので、急な場面などにさっと写真撮影する時でも対応可能なレベルです。

また前モデルのInsta360 Nanoではできなかったマニュアル撮影とRAWモード、LOGモードの撮影が可能に。本格的に撮影/編集を楽しみたいという方には嬉しい機能が搭載されたと言えます。他にISO優先モード、シャッタースピード優先モードも搭載され、利用シーンが広がりました。ISOは「100~3200」で設定可能、シャッタースピードは「1/4000秒~2秒」で設定可能です。

上は自動モードで撮影したもの。下はマニュアル調整でISOとシャッタースピードを調整して撮影したもの。

https://www.youtube.com/watch?v=hZdCSsOb6Yg

カメラ単体でタイムラプス撮影も可能。カメラ内蔵バッテリーが800mAhなので、連続撮影は60分。このタイムラプス動画は電池が切れるまで撮影したので、撮影時間自体は約60分、動画は73秒。冬の屋外だったこともあり、撮影終了直後もカメラ本体に熱はほとんどなく、熱処理落ちすることなく安定して撮影できました。


タイムラプスの撮影風景、自撮り棒と公式のマウントを使用

ライブストリーミングにも対応。YouTube、Facebook、TwitterのライブストリミーングサービスPeriscopeに対応しているので、アカウント連携をするだけでライブストリーミングを開始できます。ライブストリーミングをするには、iPhoneに接続する必要があります。

Insta360 Nano Sは給電しながらの撮影も可能で、筆者が試したところ屋内の環境で給電しながらの場合、熱処理落ちせずに70分の連続撮影が可能でした。とは言ってもメーカーの推奨する60分以上の連続撮影、さらに給電しながらの場合は負荷も大きいので避けるのが賢明かもしれません。

ただし、Insta360 ONEと違い自撮り棒を消す処理ができない点には注意したいところです。

「マルチビュー機能」でひとつの画面に複数アングルを表示

機能的にユニークなのはマルチビュー機能。この機能は画面分割をして1つの画面に複数アングルの画面を表示させるというもの。360度カメラの特徴である上下左右360度撮影を活かした機能です。例えばカメラの前方にいる2人とカメラの後方にいる1人を表示させるといったことも可能。このマルチビュー機能は360度動画から通常の動画に切り出すので、動画の受け手/視聴側は360度動画プレーヤーでなくても問題ありません。また、動画の送り手/配信者は指でスワイプしてカメラアングルを変えたり、ズームイン/アウトが可能です。

左から3分割表示、2分割に中央リトルプラネット表示、球体のワイプ表示

左から角丸四角のワイプ表示、2分割表示

マルチビュー機能は、カメラ固定の状態でもスマホ画面のスワイプでカメラ角度を変えることもできます。表示モードは全5種類です。

これまでのビデオ会議では、1つのカメラを使用した場合、複数人同時での会議は不得手としていました。個人の顔を映そうとすると会議参加者全員が映らなくなってしまうなど不便な面があるためです。しかし、Insta360 Nano Sのマルチビュー機能を使うと最大で3分割できるので3人、一画面に2人を表示とすれば6人の顔を同時に映すことも可能です。チャット配信でもマルチビュー機能は使用できるのも嬉しいところです。

THETAなどの360度カメラで撮影したリトルプラネット写真をインスタグラムで見かけることも多くなってきましたが、マルチビュー機能を使うと一味違ったリトルプラネット写真も簡単に作成できます。

上の写真のようにカメラの周囲全体が見られるリトルプラネット写真に撮影者の自撮りを合成することもスマホアプリで簡単にできます。ライブ配信なども自撮りで配信者の様子を映しながら、目の前の風景を撮影することができるので、例えば展示会のレポート用のカメラとしても活躍しそうです。

Insta360 Nano Sはこれまでの360度カメラにあったある種の制限、360度全天球映えする写真/動画の必要性が少なく、360度カメラなのに撮影対象の幅が広いところが魅力的だと言えます。カメラの進化の1つとして遊べる要素の大きさが最大の特徴とも言えるかもしれません。

 
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この記事を書いた人

オーツグ

VR修行中のライターです。VRの可能性の大きさにワクワクしています。「Mogura VR」では編集周りのお手伝いと360動画の狩人を担当しています。

Twitter:@oo2gu

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