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投資 2020.10.19

VR英会話のImmerseが約1.6億円調達 日本国内の教育機関向けライセンス提供へ

VR英語学習プラットフォームを提供するImmerse社は、150万ドル(約1.6億円)の資金調達を実施しました。調達資金を使い、同社のVR英語学習サービスを教育機関に所属する英語講師がライセンス利用できるプラットフォームとして提供します。

今回の調達はEagle Venture Fund II引受先とした第三者割当増資によるもの。

ネイティブ講師によるVR英会話サービスを提供

Immerse社は2019年にアメリカ人ネイティブ講師によるVR英語学習サービス「immerseVR」の提供を開始し、日本国内の教育機関への導入サポートを行っていました。VR英語レッスンサービスは、講師とリアルタイムで英会話をしながら各シーンの英語を学べるというもの。空港やオフィス、会議室など英語の利用シーンをVRで再現。現実に近い英会話を学習することで英語学習への集中力と教育効果を高める、としています。VR英会話ではアバターを介して行います。

現在、VR英語レッスンサービスは一体型VRヘッドセットOculus Goに対応。2020年内には、一体型VRヘッドセット「Oculus Quest 2」に対応予定です。

VRを活用した英会話サービスは、特定の状況や環境をVRで再現することで、実際に英語を使用する状況に体験ができる期待されています。これまでも英語能力テスト「TOEIC」運営企業英会話のイーオンPlusOneなど複数企業が取り組んでいます。

(参考)Immerse Inc. プレスリリース


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