7月12日、オーストラリアのARスタートアップJigSpaceは、約1,300万ドル(約20億円)の資金調達を行いました。資金は開発者などの採用などに充てられます。
(JigSpaceのサービスは、iOS/Androidスマートフォンをはじめ、Vision ProやWindows PCなどにも対応している)
ARでCADデータを可視化、トレーニングや教育に
JigSpaceは、オーストラリアのメルボルンに本拠地を置くARスタートアップです。同社の技術では、CADモデルを「Jigs」と呼ばれる3Dプレゼンテーションに変換、ARを活用したトレーニングやマーケティング、教育、技術営業などに利用できるようにします。OBJ、FBX、STEP、STLなどのファイル形式に対応しています。
なお、JigSpaceのアプリは、世界中のApple Storeで「iPad」や「Vision Pro」にプリインストールされているほか、AppleによるVision Proの講演でもたびたび取り上げられています。今回の投資は、こうした実績や将来性が評価されたものと思われます。