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【独占取材】フェイスブックは「Horizon」で何を目指すのか?

2019年9月末に開催されたOculus Connect 6(OC6)で、フェイスブックはソーシャルVRサービス「Horizon」を発表した。HorizonはVRヘッドセットを使用し、VR空間でアバターの姿で人々が交流することのできる「ソーシャルVR」サービス。2020年上旬のベータ版公開を目指している。

前編では「Horizon」の体験レポートをお送りしたが、後編ではフェイスブックの狙いや今後について、直接取材の結果を記しながら迫っていく。なお、今回取材に応えてくれたのは前編に引き続き、Head of Product Marketing AR/VR Contentを務めるミーガン・フィッツジェラルド氏、AR/VR エクスペリエンス部門でプロダクトマネジメントのディレクターを務めるエリック・ロモ氏だ。



(ミーガン・フィッツジェラルド氏とエリック・ロモ氏)

フェイスブックのこれまでの取組

「Horizon」は決してフェイスブックの最初のソーシャルVRサービスではない。ここで少しだけ、フェイスブックのソーシャルVRに向けたこれまでの取組を振り返りたい。

全ての始まりとなったのは「Toybox」というOculusのデモだ。2015年に当時まだ開発機だったPC向けのVRヘッドセット「Oculus Rift」に付属するコントローラー、Oculus Touch向けのデモだ。真っ青なアバターを身にまとい、VR空間で積み木やおもちゃで遊ぶ……という簡単なデモだったが、その内容が及ぼした影響は大きい。筆者も当時のことを覚えているが、青いアバターには表情もなく無機的なのに、なぜか親近感があって一緒に遊んで楽しいひと時を過ごした。

これはフェイスブックが「ソーシャル・プレゼンス」と呼ぶ感覚だ。マーク・ザッカーバーグは「Toybox」の体験に感動し、フェイスブックが掲げる「人々のつながりを豊かにする」のためにVRやARといった技術が将来欠かせないと語るようになった。Oculus ConnectやF8といったフェイスブックのカンファレンスでは、必ずソーシャルVRに関わる話が披露されるようになり、Oculusは2018年にミッションを「Defy Distance」(距離に挑戦する)に変更した。

2017年にOculus Rift向けにローンチされた「Facebook Spaces」では、まさしく「つながり」にフォーカスしている。最大4人でVR空間でアバターコミュニケーションができるほか、Facebookのタイムラインにある写真や動画を見るだけでなく、ちょっとしたミニゲームも遊べる。まさしく「Horizon」の前身ともなるものだ。Oculusはこの「Spaces」で、他の自社製アプリでは行っていない他社デバイスHTC VIVEへの対応も行っている。

https://www.youtube.com/watch?v=dr_04PCSDWE

続く2018年には一体型VRヘッドセットのOculus Go向けに、こちらもまた4人向けのソーシャルVRアプリ「Rooms」を提供した。「Spaces」と似ているアプリではあるが、アバターのデザインや機能は限定的。気軽に使うことのできる一体型VRヘッドセットであれば、ソーシャルVRですぐに友達と会うことができる、という可能性を示した。

VRが対面に匹敵 Oculus Goで簡単に"会える"「Rooms」

VRが対面に匹敵 Oculus Goで簡単に"会える"「Rooms」

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他にもライブやスポーツを友達と見る「Oculus Venues」、VR内のスクリーンでテレビを視聴する「Oculus TV」など、映像系アプリには「友達と一緒に見る」機能がデフォルトで組み込まれている。

新たな一歩となる「Horizon」

「Horizon」はこうしたフェイスブックによソーシャルVRの新たな一歩と捉えることができる。これまでよりもさらに意欲的に、そしてVRにおける人々の「行動」に注目している点が印象的だ。

これまでフェイスブックが展開してきた「Spaces」「Rooms」は、どちらも最大4人で自分のフレンドと体験する、言わばクローズドなソーシャルVRだった。「Horizon」は見知らぬVRユーザーと知り合うことも想定されたパブリックさもありつつ、クリエイターは自分のワールドをクローズドな招待制にすることもできる。

取材に応じてくれたエリック・ロモ氏は、「私たちは同時に、新しい友人関係、新しいコミュニティ、お互いを知らない人々がつながり、交流できるプロダクトが必要だと考えた」とのことで、「Horizon」ではオープンな世界が志向されている。ロモ氏は「どちらかに寄せることなく、双方の使い方をサポートしていきたい」とも話す。

なお、フェイスブックは、「Horizon」のローンチとともに「Spaces」「Rooms」のサービス停止を発表している。これらのサービスで使われていた機能が「Horizon」でどこまで再現できるのか気になるところだが、素材のインポートができないことから失われてしまう可能性も高い。なおインポート機能に関しては「要望次第」とのことだった。

また、ミーガン・フィッツジェラルド氏によれば、RoomsやSpacesの機能は「Oculus TV」に搭載されており、360度動画を一緒に見ることもできるとして、一部の機能がOculusの別アプリに分散しているとのこと。異なる役割のアプリとして分かたれていくのだろう。

それ自体がポータルのような「Horizon」

「Horizon」はそれ自体で完結することを想定していないようだ。

「ポータルを移動するやり方もあるが、Deep Linkingなどを使って直接ワールドにアクセスする利用法が頻繁に使われるようになるのではないか」とフィッツジェラルド氏は語る。Deep LinkingはOC6で発表された、VRコンテンツのピンポイントな場所を指定してリンク化し、ウェブサイトやSNSで共有できる仕組みのこと。リンクをスマートフォンで見てタップした人はQuestが立ち上がり、特定のアプリの指定シーンに遷移する。VR内のお気に入りの場所にすぐ友達を呼べる、といったところ。Deep Linkにより友達をVRコンテンツに誘いやすくなるわけだ。

他にも、「Horizonからスタートし、何人かの人に会い、それからOculus TV(別アプリ)に一緒に旅してそのコンテンツを見る」(フィッツジェラルド氏)、他のソーシャルVRサービスの関係の中で「用途ごとの使い分け」(フィッツジェラルド氏)など、「Horizon」は何もかもを一つのサービスが飲み込むような、いわゆるメタバースの構想とは異なるようだ。

「創る」ことがテーマ

フィッツジェラルド氏とロモ氏は、Horizonの説明をする中でワールドビルダーの存在に何度も言及した。「人々に創造するパワーを与えること、コミュニティを結び付けることを目指す」。という。

ログインにFacebookアカウントは必要ということだが、フレンドはOculusのフレンドをベースに展開されるとのこと。VRユーザー同士を結びつけ、クリエイターとなってワールドを作っていく様子が想定されているようだ。

OC6の会場ではHorizonの体験ブースは設けられなかったが、少々変わった趣向のジオラマが設置されていた。このジオラマには積み木が置かれており、組み合わせて配置するとそれをスキャンし、Horizon内に同様の世界を作っておける……というもの。やはり「創る」ことの面白さを追求しているように見受けられる。

先行している「Rec Room」との差異など、今回の取材ではワールドビルダーのインターフェースや機能など具体的な姿を見ることはできなかったので気になるところだ。

Horizonはどういう存在になるのか?

「Horizon」は果たしてどういう姿になるのだろうか。残念ながら取材の中では明確なイメージは語られなかったが、ロモ氏とフィッツジェラルド氏がしきりに話したのは「ユーザーからのフィードバックを受けて考えていきたい」ということ。Horizonという場、そしてワールドビルダーをクリエイター、ユーザーがどう使うのかに最も関心が向いている。

フィッツジェラルド氏はHorizonのスタートとSpaces、Roomsの停止について、「私たちが取っているアプローチは、人々がRoomsやSpacesで何をしているのかを学び、その一部をHorizonにもたらすだけでなく、ほかのOculus製品でその一部を提供すること」と語った。

Toyboxがあり、Spaces、Roomsを経てVenues、TVそして今回のHorizonへと繋がる流れの中で、Horizonが特異な存在であるという印象は受けなかった。もしかしたらこれまでのSpacesやRoomsと同じように、Horizon自体も試行的な取組なのではないかとすら思わされる。

ベータ版の公開以降、どういった展開をされていくのかは未知数だが、筆者はHorizonは大きく姿を変えていくと考えている。

VRでユーザーが交流する空間があり、ワールドを自分たちでVRヘッドセットをつけたまま創ることができる。その空間で何が起きるか、人がどう行動するかの壮大な実験。それがHorizonなのかもしれない。

OculusがソーシャルVRの地平の先に何を見るのか。Horizonの行方を見守りたい。


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