Home » デロイトトーマツと集英社が協業を検討中、XR教育プラットフォーム構築目指す


業界動向 2022.07.06

デロイトトーマツと集英社が協業を検討中、XR教育プラットフォーム構築目指す

2022年7月6日、デロイトトーマツコンサルティング合同会社株式会社集英社は、XR技術を活用した教育プラットフォームの協業に向けた協議を開始しました。両社の持つ技術開発力やコンテンツ、コンサルティングの知見等を組み合わせ、XR教育プラットフォームやコンテンツ企画・開発等を検討します。

多数のコンサルティング実績を持つデロイトトーマツ

デロイトトーマツはこれまで、コンサルティング企業として多くの企業のビジネスを支援してきました。製造現場でのXR技術活用や、XRコンテンツによる「空飛ぶクルマ」の社会実証など、多様な産業におけるXR技術活用支援の実績を有します。

一方の集英社は、2021年11月にクリエイティブチーム「集英社XR」を創設。XR技術を活かした新たなメディア創出や、最先端技術を用いたコンテンツの開発を手掛けています。2021年末「ポケモンGO」などで知られるNianticとARアプリケーション開発キット「Niantic Lightship ARDK」に関するパートナーシップ構築も行いました。

人材教育や採用の新たなツールとなる「XR-Learning」構築へ

本協議において、両社は人材教育や採用の新たなツールとなる「XR-Learning」での協業を検討します。XR-LearningとはXR技術を応用した教育コンテンツプラットフォームであり、企業・個人双方での利用を見込んでいます。

具体的な協業領域は、XR技術を活用した教育(toB、 toC)システム企画・構築、XR-Learningコンテンツ企画・開発、そしてXR体験リアル空間事業の3つ。「いつでもどこでもスキル習得できる場を用意し、地方での就業問題や既存の就活制度の潜在的な課題解決」を目指します。将来的には、生涯を通じて活用できる教育・学習体験システムの実現も視野に入れているとのことです。

(参考)プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード