2018年10月4日、株式会社MoguraとDBJキャピタル株式会社は、秋葉原UDXにて「VR/AR/MR ビジネスEXPO TOKYO」を開催します。
「VR/AR/MR ビジネスEXPO」は、VRのビジネス活用に関心のある企業・投資家等を対象に、VRのB2B活用を展開している企業の体験展示、ならびにビジネスマッチングの機会を提供します。VR企業のソリューション/ハードウェアを実際に体験し、コネクションの形成、VR/AR/MRのビジネス活用を検討する機会となります。
Mogura VRでは数日に分け、イベント参加企業の具体的な出展内容を紹介します。今回紹介するのは、VR/AR/MRビジネスEXPOに出展する企業29社のうち、「レノボ・ジャパン株式会社」「グリー株式会社」「株式会社シーエスレポーターズ(Gugenka)」「株式会社Synamon」「フォージビジョン株式会社」「株式会社積木製作」の6社です。
レノボ・ジャパン株式会社:VRヘッドセット「Mirage Solo」
レノボ・ジャパン株式会社はPCやスマートフォンなどを販売する中国・香港に本拠を置くレノボの日本法人です。レノボ・ジャパンは国内において、VRヘッドセット「Mirage Solo(ミラージュ・ソロ)」や180度二眼カメラ「Mirage Camera(ミラージュ・カメラ)」などを展開しています。
今回展示をするのは、スマートフォンやPCを使うことなく、ヘッドセットを装着するだけでVR体験ができる一体型のヘッドセット「Mirage Solo」。プロセッサにはSnapdragon835を採用し、ディスプレイは2560×1440の解像度のLCDパネルを使用。最大の特徴はグーグルの開発した“World Sense”と呼ばれる技術が搭載されており、外部センサーなしで、しゃがんだり横に身体を傾けたり、VR内で歩いたりといったことが可能となっています。
(今回はレノボ・ジャパンブースにてグリー株式会社および株式会社シーエスレポーターズ(Gugenka)が共同出展しており、それぞれ展示を行います)
グリー株式会社:VR映像配信サービス「XTELE」
グリー株式会社はソーシャルゲームプラットフォーム「GREE(グリー)」の運営やメディア事業、投資事業などを行っています。今回はレノボ・ジャパンブースにて、VR映像をより高品質かつ低コストで活用するためのソリューション「XTELE(クロステル)」を展示します。
「XTELE」は、VRを中核としたTELEPRESENCE(テレプレゼンス/遠隔臨場感)技術を、高品質、効率的、効果的に活用するためのソリューションです。これにより会議室やイベントなどを遠隔地から快適に楽しむことができます。これまでに株式会社集英社、ホーチキ株式会社、富士通デザイン株式会社などで導入されています。
株式会社シーエスレポーターズ(Gugenka):
株式会社シーエスレポーターズのVR/AR/MRなどを活用した日本アニメデジタルグッズ販売と技術研究における専属チーム、Gugenka from CS-REPORTERS.INC(Gugenka)がレノボ・ジャパンブースに出展します。
GugenkaはMirage Solo対応のVRアプリを2つ展示します。1つ目が「ゲゲゲの鬼太郎「VR魂の送り火」 presented by Lenovo」で、ゲゲゲの鬼太郎の世界を体験できる作品です。本作は2018年9月開催の「東京ゲームショウ2018(TGS2018)」でも展示予定です。
2つ目の展示予定は「このすば快眠VR」です。人気アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」の人気キャラ「めぐみん」(CV.高橋李依)に添い寝してもらえるVRアプリです。本作は2018年秋リリース予定です。
株式会社Synamon:ビジネス向けVRサービス「NEUTRANS BIZ」
株式会社Synamonは複数人がVR空間で遠隔会議やデザインレビューを行えるビジネス向けサービス「NEUTRANS」を提供しています。
今回SynamonはVRソリューション「NEUTRANS BIZ」を展示します。NEUTRANS BIZは、VRに慣れていない人でも直感的に使える設計になっていることが特徴です。ビジネス用途に特化しているため、パワーポイントなどの資料をVR空間内の大画面で共有する機能や3Dモデルのインポート機能などが備わっています。
フォージビジョン株式会社:歩ける全天球動画 ~水族館バージョン~+α
フォージビジョン株式会社は、VRアニメ作品「Project LUX」や、PlayStation VR向けゲーム「星の欠片の物語、ひとかけら版」などのシステム開発を手がけている企業です。
今回出展するのは、全天球動画(360度動画)の中を歩ける作品「歩ける全天球動画 ~水族館バージョン~+α」。ステレオパノラマやフォトグラメトリーとは異なる技術で、全天球動画を立体化し、近づいたり歩き回ったりできます。
株式会社積木製作:安全体感VRトレーニング
株式会社積木製作は、エンターテインメント、教育・訓練、建築など幅広い分野でVRを活用したサービスを提供する会社です。今回展示を行うのは、建築現場等、ものづくりに関わる様々な現場で使用できる安全教育ソリューション「安全体感VRトレーニング」。本ソリューションでは、類似体験が難しい「墜落」「転落」「火傷」等の災害をVR技術を活用し体験できます。場所を問わずに現場教育ができる点も特徴です。
幅広い業界関係者とのマッチング機会を提供
本イベントはB2B領域におけるVR/AR/MRを導入検討中の方や、VR/AR/MR業界で実績を積んでいるプレイヤーとの接点を作りたい方、ビジネス向けのVR/AR/MRコンテンツを体験したい方等に向けての開催となっています。
当日は上記の6社を含む、合計29社が出展予定です。Mogura VRでは引き続き、各出展社について記事で紹介していきます。また、イベントの詳細や参加申込み等は、こちらのPeatixページから確認・手続きが可能です。
イベント概要
日時 |
2018年10月4日(木) |
場所 |
東京都千代田区外神田4-14-1 |
アクセス |
・JR「秋葉原駅」電気街口 徒歩2分 |
参加費 |
3,000円 |
募集人数 |
最大550名程度 |
主催 |
株式会社Mogura、DBJキャピタル株式会社 |
申し込みページ |
Peatixの参加登録ページの「チケットを申込む」から |
備考 |
・体験1回あたり5~15分程度の時間がかかります。 |