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業界動向 2023.04.17

「OpenXR Toolkit」がQuest Pro向けフォービエイテッド・レンダリングに対応、米ソニー、空間再現ディスプレイ「ELF-SR2」発表 ー 週間振り返りXRニュース

「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.「OpenXR Toolkit」がQuest Pro向けのフォービエイテッド・レンダリングに対応 対象のVRゲームのパフォーマンスが向上(4.08)
2. 米ソニー、空間再現ディスプレイ「ELF-SR2」発表。27インチで裸眼立体視が可能(4.13)
3.NVIDIA、新型GPU「GeForce RTX 4070」をリリース 想定販売価格は99,800円から(4.13)
4.現実のモノをコピペしてAR体験を作れる 3Dスキャンサービス「Scaniverse」が新機能を提供開始(4.06)
5.スマートコンタクトレンズを“中止”したMojo Vision、約30億円を調達。マイクロLEDの商業化目指す(4.07)

「OpenXR Toolkit」がQuest Pro向けのフォービエイテッド・レンダリングに対応 対象のVRゲームのパフォーマンスが向上(4.08)

VR/ARの標準仕様「OpenXR」設定ツール「OpenXR Toolkit」のフォービエイテッド・レンダリング機能が、Meta Quest Proに対応しました。中心視野のみを高解像度で表示することで、描画処理の負荷も軽く、パフォーマンス向上が期待できます。

米ソニー、空間再現ディスプレイ「ELF-SR2」発表。27インチで裸眼立体視が可能(4.13)

米ソニーエレクトロニクスは、裸眼の状態で、3Dオブジェクト(物体)が浮き出て見える27インチの大型ディスプレイ「ELF-SR2」を発表しました。法人向けで、価格は5,000ドル(約65万円/3年間の限定保証付き)。米国・カナダで2023年5月に発売の予定です。

NVIDIA、新型GPU「GeForce RTX 4070」をリリース 想定販売価格は99,800円から(4.13)

半導体大手NVIDIAは、新型GPU「GeForce RTX 4070」を発売しました。価格は99,800円からで、AIフレーム生成機能「DLSS 3」に対応。「GeForce RTX 3080」と比較し、平均1.4倍の高速処理が可能に。消費電力も少なく、ゲーミングに最適化しています。

現実のモノをコピペしてAR体験を作れる 3Dスキャンサービス「Scaniverse」が新機能を提供開始(4.06)

Nianticは、無料3Dスキャンサービス「Scaniverse」に、AR空間にリアルの物体を”コピペ”する新機能「Niantic Scanning Framework」を追加しました。スマホでスキャンしてできた3Dコンテンツを、バーチャル空間上に複製・配置・動作が可能になります。

スマートコンタクトレンズを“中止”したMojo Vision、約30億円を調達。マイクロLEDの商業化目指す(4.07)

スマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」の開発から一転、マイクロLEDディス​​プレイ技術へと、路線変更したMojo Visionが、シリーズAラウンドで2,240万ドル(約30億円)を調達しました。1,000億ドル以上のディスプレイ市場で、マイクロLEDディスプレイの商品化に取り組みます。

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