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話題 2023.04.13

NVIDIA、新型GPU「GeForce RTX 4070」をリリース 想定販売価格は99,800円から

4月13日(水)半導体大手NVIDIAは、新型GPU「GeForce RTX 4070」を発売しました。想定販売価格は99,800円から。

4月現在「GeForce RTX 40」シリーズは、「GeForce RTX 4090」「GeForce RTX 4080」「GeForce RTX 4070 Ti」の3製品を展開中。今回そこに「GeForce RTX 4070」が新たに加わった形です。

同GPUは、第3世代RTコアと第4世代のTensorコアを搭載。メモリサイズは12GB(GDDR6X)で、ブーストクロック数は2.48GHzです。Ada Lovelaceアーキテクチャを採用しており、高画質化技術DLSSについては「DLSS 3」に対応します。

「DLSS 3」ではフレーム生成にAIを活用。よりスムーズなゲームプレイのために新しい高品質のフレームを作成し、シーン内の8つのピクセルのうち7つをレンダリングします。

NVIDIAは「GeForce RTX 4070」と「DLSS 3」を組み合わせることで、「Dying Light 2 Stay Human」や「Microsoft Flight Simulator(※本作はVR対応)」といった要求スペックが高いゲームでも、1440p100FPS以上でプレイできると説明しています。


(「GeForce RTX 4070 Ti」との性能比較表。)

「GeForce RTX 4070」は、「GeForce RTX 3080」と同等の性能ながら、ほぼ半分の電力で動作し、メモリは2GBほど大容量です(3080のメモリサイズは10GB)。

「DLSS 3」を使用した「GeForce RTX 4070」の処理速度は、「RTX 2070 SUPER」と比較した場合、平均2.6倍ほど高速であるとのこと。「GeForce RTX 3080」と比べても、処理を平均1.4倍ほど高速で行うそうです。

レイトレーシングの性能も、Shader Execution Reordering(SER)、最先端のOpacity Micromap、Displaced Micro-Mesh Enginesなどの進歩により、大幅に向上。最も要求スペックの厳しいゲームでも、同時に複数のレイトレーシングエフェクトや、“パストレーシング”として知られるフルレイトレーシングモードの実装が可能になりました。

(参考)プレスリリース、NVIDIA


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