「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。
1.MetaがVR/MRヘッドセットのOS名を「Meta Horizon OS」に改称 サードパーティ企業にOSをオープン化(04.23)
2.Metaが2024年第1四半期決算を発表。XR/メタバース部門の収益は前年同期比で30%増(04.25)
3.ソニーPCLが「バーチャルプロダクション」のレンタルサービスを開始。”現地へ行かずにリアルな撮影”を提供(04.25)
4.日本でのMeta Quest 3の売れ行きは「想定以上」、Horizon OSの狙いとXR開発者へのアドバイス——MetaのMR担当VPが語る(04.24)
MetaがVR/MRヘッドセットのOS名を「Meta Horizon OS」に改称 サードパーティ企業にOSをオープン化(04.23)
Meta社は、VR/MRヘッドセットのOSを「Meta Horizon OS」と改称し、サードパーティ企業にオープン化することを発表しました。この新OSは既に複数のデバイスに搭載されており、高解像度パススルーやモーショントラッキングなどを特徴とします。また、ソーシャル機能も拡張され、より多様なプラットフォームで利用可能になります。
Metaが2024年第1四半期決算を発表。XR/メタバース部門の収益は前年同期比で30%増(04.25)
(グラフ作成: UploadVR)
Metaは2024年第1四半期決算を発表しました。全社売上は前年同期比27%増の約364.5億ドル、純利益が117%増の123.6億ドルに。特にXRやメタバースを手がける「Reality Labs」部門は、「Meta Quest」シリーズの売上増により、前年同期比で30%の収益増を達成しました。Metaは同部門を長期的な投資カテゴリとみなしており、CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏はかねてより「2030年代までは黒字化しない」見通しを語っています。
ソニーPCLが「バーチャルプロダクション」のレンタルサービスを開始。”現地へ行かずにリアルな撮影”を提供(04.25)
ソニーピーシーエル株式会社は、「バーチャルプロダクション」のレンタルサービスを開始しました。大型LEDディスプレイとトラッキングシステム、そしてゲームエンジン等のリアルタイムレンダリング技術を使用することで、スタジオ内で現地撮影のような映像制作を可能にします。これにより、ロケ地の確保コストや移動コストの削減が期待されます。
日本でのMeta Quest 3の売れ行きは「想定以上」、Horizon OSの狙いとXR開発者へのアドバイス——MetaのMR担当VPが語る(04.24)
Metaは2023年秋の「Meta Quest 3」発売以降、MR(Mixed Reality / 複合現実)の拡大に注力しています。パートナー企業向けにXRデバイス用OSを開放、さらにアプリストアもサードパーティー向けに提供するなど、様々な動きを見せています。
こうした状況の中、2024年4月にMetaのMixed Reality部門担当VP、マーク・ラブキン氏が来日。本記事では、ラブキン氏に行ったインタビューの内容をお届けします。
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