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業界動向 2023.12.04

超高解像度VRのVarjoが「XR-4」発表、「VRChat」が有料サブスク実装 ー 週間振り返りXRニュース

「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。

1.ピクセル数はAppleの「Vision Pro」超え。超高解像度VRのVarjoが新製品「XR-4」発表(11.28)
2.「銀座四丁目交差点」の高精細3DCG、スタジオ撮影に 大日本印刷が提供(11.28)
3.「VRChat」にクリエイター向け“有料サブスク”実装。ワールドやイベントの収益化が可能に?(11.26)
4.HTCの新型トラッカー「VIVEトラッカー(Ultimate)」が発表 小型化し、セルフトラッキングを搭載 価格は31,000円(11.29)
5.小中学生が3Dスキャンでまちづくり体験、鳥取県立美術館の「開館500日前イベント」で(11.27)

ピクセル数はAppleの「Vision Pro」超え。超高解像度VRのVarjoが新製品「XR-4」発表(11.28)

超高解像度XRヘッドセットメーカーのVarjoが、3年ぶりの新製品「XR-4」シリーズを発表しました。片眼あたり4K解像度のディスプレイを採用し、水平・垂直ともに視野角を拡大。法人および産業利用を主眼に置いたデバイスであり、本体価格は3,990ユーロ(約65万円、2023年11月28日時点)から。追加料金で「SteamVR」やカスタムサポートにも対応します。

「銀座四丁目交差点」の高精細3DCG、スタジオ撮影に 大日本印刷が提供(11.28)

大日本印刷株式会社が、「銀座四丁目交差点」の高精細3DCGデータを、インカメラVFX用途で提供します。地域の文化資源を活かしたデータ開発の一環で、登録有形文化財「神田明神」に続く2作目です。ソニーPCL株式会社のデジタル背景ライブラリ「BACKDROP LIBRARY」から利用できます。

「VRChat」にクリエイター向け“有料サブスク”実装。ワールドやイベントの収益化が可能に?(11.26)

ソーシャルVR「VRChat」に「有料サブスクリプション」機能(β版)が実装されました。クリエイターが自身のワールドやイベントを直接収益化できるようになります。収益の約50%がクリエイターに、約30%が配信プラットフォーム(Steam、Meta等)に、約20%が「VRChat」運営・パートナーに分配されます。

HTCの新型トラッカー「VIVEトラッカー(Ultimate)」が発表 小型化し、セルフトラッキングを搭載 価格は31,000円(11.29)

HTCが新型トラッカー「VIVEトラッカー(Ultimate)」を発売しました。価格は31,000円(税込)です。2つの広視野角カメラを使用し、バーチャル空間内での自己位置を正確にトラッキングします。前身機と比べて小型化したうえ、新たに「セルフトラッキング」を搭載。ベースステーションが不要になります。

小中学生が3Dスキャンでまちづくり体験、鳥取県立美術館の「開館500日前イベント」で(11.27)

鳥取県倉吉市は小田急電鉄と協力し、地方創生推進事業の一環として「鳥取県立美術館・開館500日前イベント」を開催しました。イベントには4,000人以上が来場。小中学生が手づくりの作品を3Dスキャンし、一般公開するワークショップも開かれました。Moguraはワークショップの企画・進行を支援したほか、公式メタバース「バーチャル倉吉」も開発しています。

毎週の注目ニュースを紹介・解説する「もぐラジオ」隔週月曜日更新!

Mogura VR Newsでは、毎週の注目ニュースを解説する音声番組「もぐラジオ」を、隔週・月曜日の朝8時に更新。日々のニュース、XR・メタバースの業界動向を、編集長のすんくぼと副編集長の水原由紀が解説します。誌面では語りきれなかった内容も盛りだくさん!

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