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業界動向 2018.07.09

誰でも3Dキャラを作れる無料アプリ、大ヒットVRゲーム「Beat Saber」インタビューなど – 週間振り返りVR/AR/MRニュース

VR/AR関連のクリエイティブにまつわるニュースが注目を集めています。ピクシブ株式会社より発表された「VRoid Studio」は、VR/ARに対応した3Dモデルを簡単に作成できることができ、クリエイターからの期待が高まっています。

また、Mogura VRでは今年上半期に人気を博したVRゲーム「Beat Saber」を手がけたJaroslav Beck氏へのインタビューを行いました。CEO兼作曲家として目指したこと、Beat Saber誕生の経緯、そして今後の展望などに迫っています。

本記事では、先週Mogura VRで掲載したニュースから注目記事をピックアップ。VR/AR/MRの「いま」を、皆さんにギュッと縮めてお届けします。

ピクシブ、誰でも3Dキャラを作成できる無料アプリを7月末公開 VTuberにも

ピクシブ株式会社は、人型アバター(キャラクター)の3Dモデルを簡単に作成できるキャラクターメイカー「VRoid Studio(ブイロイド スタジオ)」を、2018年7月末にリリースすると発表しました。WindowsとMacの双方で利用できるアプリケーションで、誰でも無償で利用可能です。
またVRoid Studioの公開と共に、誰もが自分のキャラクターを持ち、キャラクターを使った作品作りやVR/AR空間でのコミュニケーションを楽しめる世界を提供する「VRoidプロジェクト」も始動します。

大ヒットVRゲームの舞台裏に迫る「Beat Saber」CEOインタビュー(前編・後編)

2018年上半期で最も注目されたVRゲームといっても過言ではない「Beat Saber」。5月1日にSteamとOculus Storeで発売されて以降、1週間で5万本を売り上げ、1カ月で10万本を達成しました。当初はPC向けのHTC ViveとOculus Riftにのみ対応していましたが、6月のE3ではユーザーも多いPlayStation VR(プレイステーションVR・PSVR)版の発売もアナウンスされています。

今回Mogura VRは、来日していたBeat GamesのCEOでもあり「Beat Saber」の楽曲を手がけた作曲家のJaroslav Beck氏にインタビューを行いました。大きなヒットを記録したVRゲーム、その秘密に迫ります。

セカンドライフ創設者の企業が38億円調達「ブロックチェーンはVRに必須」


「セカンドライフ」の創設者であるフィリップ・ローズデール氏が設立したHigh Fidelityは、シリーズDで3,500万ドル(約38.5億円)の資金調達を行った旨を発表しました。グローバルなVRシステムの開発を進め、人材獲得や新オフィス開設に資金を投じるとしています。

High Fidelityは、企業名と同名のソーシャルVRサービス「High Fidelity」を開発し、ユーザーがアバターで交流することのできるバーチャル世界を作ろうとしています。複雑なシミュレーションを実行するために、ユーザからの処理を分散するコンピューティングモデルを用いてプラットフォームの範囲を拡大しています。

ローズデール氏は、ブロックチェーン技術が巨大かつ分散化されたVRメタバースには不可欠になると主張しています。High Fidelityはバーチャルグッズやサービスの市場は、利用者数10億人、金額にして1兆ドル(約110兆円)の規模になると予測しています。同社はこの市場でメインプレーヤーとなるべく、今後も事業拡大を行っていくと考えられます。

「すーぱーそに子」がVTuberに!GREE・ニトロプラス共同で


GREEは6月28日、PCゲームメーカー「ニトロプラス」と共同で、ニトロプラスのマスコットキャラクター「すーぱーそに子」をバーチャルYouTuber(バーチャルユーチューバー/VTuber)として展開することを発表しました。
同日にはYouTubeチャンネルが開設、初回動画も投稿されています。内容としては「すーぱーそに子」がVTuber活動を開始することの発表となっており、今後の展開については改めての紹介となるようです。


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