話題のVRリズムゲーム「Beat Saber」が、記録を打ち立て続けています。Beat Saberの公式ツイッターによれば、5月1日の発売から1か月足らずで10万本の売り上げを達成、売上金額にすると約200万ドル(約2.2億円)に到達しています。
Wow! Beat Saber sold 100,000 copies in less than a month! We're so excited to watch our community grow this much. Thank you for your support!
💥 Next steps: finish our Level Editor & bring you fresh new music content! pic.twitter.com/IwIDMFNC3W
— Beat Saber (@BeatSaber) 2018年5月28日
レベルエディターを実装予定
「Beat Saber」は、スター・ウォーズに登場するライトセーバーのような光る剣を両手に持ち、前から来るノーツを、リズムに合わせて指定された方向に切っていくVRリズムゲームです。公開直後から圧倒的な高評価を集め、過去にも発売からわずか1週間で5万本の売り上げに到達したことを報告していました。
本ゲームのレビューはこちらで紹介しています。
現在公開中のものはアーリーアクセス(開発中のバージョン)で、インディースタジオのHyperbolic Magnetismに所属する3人のエンジニアによって開発されました。Hyperbolic Magnetismによれば、ユーザーが好きな音楽を使ってステージを作成し、それをシェアできるレベルエディターの実装を準備中とのことです。
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本格ヒットはこれから?
絶好調の「Beat Saber」ですが、本格的なヒットはこれからと考えられます。先に説明したとおり、本タイトルはまだアーリーアクセス段階であり、今後レベルエディターの機能も実装されます。
さらに、本タイトルは今後PlayStation VR(プレイステーションVR・PSVR)でのリリースを予定しています。PSVR向けに発売されれば、潜在的なユーザーは200万人以上。PC向けVRの倍近いユーザーを獲得できる可能性があります。
「Beat Saber」が成功した秘訣(半ば公然の秘密ですが)は、すぐに楽しめること、簡単にアクセスできること、身体の動きでゲームをコントロールできること、といった要素が挙げられるでしょう。VR開発者にとって重要な示唆に富んでいるように思えます。
気鋭のタイトル「Beat Saber」がどこまで快進撃を続けるのか、注目です。
(参考)Road to VR
Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。