話題のVRリズムゲーム「Beat Saber」。本作は、映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場するライトセーバーのような光る剣を両手に持ち、前から流れて来るノーツをビートに合わせて斬るゲームです。
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2018年5月1日に配信が開始され、ゲーム配信サイトSteamでは5月14日時点で2,500近いレビューを集め「圧倒的に高評価(98%以上が好評)」を保っています。対応はHTC Vive、Oculus Rift、Window MRです。
YouTubeチャンネル「LIV」に投稿された本作のプレイ動画は、スタイリッシュなプレイスタイルで世界的に話題を集めています。
本記事では「Beat Saber」を実際にプレイ、感想やプレイ感などをレビューします。
ビートに合わせてブロックを斬る
「Beat Saber」はシンプルな操作で遊べます。プレイヤーは赤と青の2本のライトセーバーを操り、ビートに合わせて流れてくるブロック型のノーツを表示された方向に斬りつけます。矢印が表示されていないブロックは好きな方向から斬ることができます。
リズムゲームでは音楽とノーツがズレていると不自然さを感じることがありますが、本作はブロックの斬るタイミングと音楽がしっかり合っています。自分が「斬っている」感覚もしっかりとあり、ズバズバと斬っていく場面ではかなりの爽快感があります。
現在はアーリーアクセス版ということもあり、プレイできる楽曲は10曲のみ。しかし、どの曲もノリノリになれるラインナップです。筆者のお気に入りの楽曲は「Legend」。曲が盛り上がってくると、ついつい音に合わせて大ぶりで斬ってしまうほどです。
難易度は「EASY」「NORMAL」「HARD」「EXPERT」の4種類。難易度が上がってくるとブロックが大量に押し寄せてきたり、赤と青のブロックの位置が入れ替わるなど、とっさの判断力も求められてきます。そのほかにもモード選択として「NO ARROWS(矢印無し、全方向から斬れる)」や「ONESABER(青い剣のみでプレイ)」などを選択できます。
エクササイズのような心地よさ
(壁にVR内で頭を突っ込むと、音楽がこもって聞こえるなど細かい演出も)
本作はトゲの生えた鉄球や壁といったオブジェクトもブロックと一緒に流れてきます。トゲ鉄球は剣が触れないように避け、壁は体を左右に振ったり、しゃがんだりして上手くかわします。よくあるリズムゲームとは異なり、ブロックが流れてくる位置は常に同じとは限らないので、プレイエリアは少し広めに確保することをオススメします。
(「HARD」でフルコンボ達成! スコアを高めていくのもリズムゲームの醍醐味)
筆者は数曲プレイした後、軽い運動やエクササイズをしたような心地よい疲労感がありました。ほどよく全身を使ってプレイするため、腕や足といった部分に疲れがあまり偏らず、適度に全身を動かすことができます。その後は「HARD」でフルコンボを狙いたくなり、気づいたら1時間以上ぶっ続けでプレイ。フルコンボ達成時はマラソンを走りきったような達成感でした。
「Beat Saber」は、ビートにノリながら「斬る」アクション要素や、左右に「動く」スポーツ要素といったVRならではの音楽ゲームの良さが含まれています。VRデバイスを持っている方だけでなく、音楽ゲームが好きという方、はじめてVRゲームをプレイするという方にもおすすめしたいタイトルです。
ソフトウェアの概要
タイトル |
Beat Saber |
ジャンル |
リズムアクション |
対応デバイス |
HTC Vive、Oculus Rift、Windows MR |
価格 |
Steam:2,050円 |
公式サイト |