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業界動向 2020.09.25

“デジタルヒューマン”との対話が日常に? 米調査会社が予測

米国のAIスタートアップ企業、UneeQが提供するデジタルヒューマン制作プラットフォーム、「UneeQ Creator」が注目を集めています。同プラットフォームはAI搭載のデジタルヒューマンを簡単に設計・開発・導入できるというもので、2020年7月のサービスローンチ以降、700人以上のデジタルヒューマンが制作されているとのことです。


(デジタルヒューマン作成サービス「UneeQ Creator」。画像は公式サイトより)

今後数年で対話型AIの職場への浸透が進む

米調査会社ガートナーは、2022年までにデスクワーカーの70%がチャットボットや音声アシスタント、デジタルヒューマンなどの会話型AIプラットフォームと日常的に対話するようになると予測しています。

中でも、AIを搭載し、会話やしぐさでコミュニケーションを行う「デジタルヒューマン」は、人間とのリアルなコミュニケーションを実現するものとして、オンラインのみならず、実店舗でも利用されているケースがみられます。

そんな中、UneeQはIBM、デロイト、DXCテクノロジー、アクセンチュアと提携し、消費者向けのデジタルヒューマン体験を提供すると発表しました。

UneeQの創設者兼CEOであるDanny Tomsett氏は「(IBMやデロイトとの提携は)企業とその顧客の間に感情的なつながりを生み出す会話型体験の導入を成功させるのに極めて重要な役割を果たすだろう」と述べています。

UneeQ Creatorの利用は899ドルから。無料トライアル版もあり

UneeQ Creatorはスターターキットが899ドル(約9万4,000円)から利用可能で、機能や利用できるデジタルヒューマンの数をアップグレードしたプロ版やエンタープライズ版があります。また、無料のトライアル版もあり、同社では動作デモや実証実験に最適だとしています。

(参考)UneeQPR Newswire


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