Home » 国交省の3D都市モデル「Project PLATEAU」UnityとUnreal Engine向けSDKを正式公開


開発 2023.03.08

国交省の3D都市モデル「Project PLATEAU」UnityとUnreal Engine向けSDKを正式公開

国土交通省は、3D都市モデルの整備・オープンデータ化プロジェクト「Project PLATEAU」のUnityおよびUnreal Engineで向けSDK「PLATEAU SDK for Unity / Unreal Engine」の正式版を公開しました。

3D都市モデルをオープンデータに

プラトーは、2020年12月に国土交通省が発表したプロジェクト。日本全国の3D都市モデル(3Dのデジタル地図)を整備し、そのオープンデータ化を進めています。現在、全国56都市の3D都市モデルのオープンデータ化を完了し、ウェブ上で公開しています。

提供する3D都市モデルには、家屋やビルなどの「建築物」、都市計画区域などの「都市計画決定情報」、土地の用途を示した「土地利用」、都市のインフラである「道路」や「橋梁」など、都市に関するデータを格納。データをコンピュータ上で処理することで都市のデジタルツイン(現実の都市空間を3D都市モデルとして再現する)を実現し、まちづくりや防災・防犯、観光などのさまざまな分野での活用をめざしています。

3D都市モデルデータを簡単にインポート可能に

「PLATEAU SDK for Unity / Unreal Engine」は、ゲームエンジンUnityやUnreal Engineでプラトーの3D都市モデルを使用するためのSDKです。3D都市モデルデータを各ゲームエンジンにインポート可能で、現実世界を舞台にしたゲームの開発や都市シミュレーションなどを簡単に行うことが可能です。

SDKはGitHub(UnityUnreal Engine)にて公開されているほか、プラトーの公式ホームページではチュートリアルを掲載しています。

(参考)プレスリリースTwitter


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード