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開発 2022.12.19

国交省の3D都市モデル「Project PLATEAU」UnityとUE向けSDKのベータ版公開

国土交通省は、3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化プロジェクト「Project PLATEAU(プラトー)」のUnity及びUnreal Engineで扱えるベータ版SDKを発表しました。

国交省主導のオープン地理データPJ

「Project PLATEAU(プラトー)」は、2020年12月に国土交通省が発表したプロジェクト。日本全国の3D都市モデル(3Dのデジタル地図)を整備し、そのオープンデータ化を進めています。2022年12月現在、全国57都市の3D都市モデルのオープンデータ化を完了し、ウェブ上で公開しています。

本プロジェクトは、現実の都市空間を3D都市モデルとして再現する”都市のデジタルツイン化”を実現し、まちづくりや防災・防犯、観光などのさまざまな分野での活用を目指しています。直近では、東京都の「デジタルツイン実現プロジェクト」で、PLATEAUのデータやシステムが使われているほか、NTTドコモが実施した「バーチャル銀座」や京浜急行電鉄らによる「XR観光バスツアー」、「エアレース渋谷2022-2023」など、バーチャル空間での活用も始まっています。

日本の都市を舞台にした3Dコンテンツがより簡易に制作可能に

今回のベータ版SDK公開は、「Project PLATEAU」の公式Twitterで発表されました。本SDKを使うことにより、各ゲームエンジンに3D都市モデル(CityGML)をこれまでよりも簡易にインポートできるとのことです。

GitHubにて公開されており、誰でも利用可能です。各SDKの公開URLは下記の通り。

・Project PLATEAU SDK for Unity

https://github.com/Synesthesias/PLATEAU-SDK-for-Unity

・Project PLATEAU SDK for Unreal

https://github.com/Synesthesias/PLATEAU-SDK-for-Unreal

(参考)Twitter


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