AR技術を活用したスマホゲーム「ポケモンGO」のリリースから2年がたちました。リリース当時の熱狂は去ったものの、直近の売上データからは、いまだに相当数のプレイヤーから人気を集めている様子が見てとれます。
2年間の累計売上は18億ドル
「ポケモンGO」のアプリ自体は無料ですが、ゲーム内で道具などを入手するためには課金が必要となります。Sensor Tower Store Intelligenceのレポートによれば、「ポケモンGO」のプレイヤー全体がゲームに投じる金額は1日当たり200万ドル(約2.2億円)以上。同タイトルが稼いだ金額は、累計で18億ドル(約1,980億円)超にのぼるとされます。
売上金額が10億ドルを超えたのは、2017年1月時点と推計されています。アプリを提供するApp StoreとGoogle Play Storeの集計では、売上の34%を米国、28%を日本が占めています。次いでドイツ(5%)、イギリス(4%)、台湾(3%)の順です。
アプリ売上ランキングはいまだにトップ10入り
現在では売上トップアプリの座を明け渡した「ポケモンGO」ですが、リリースした2016年夏には74日間トップを保ちました。そして2018年6月現在でも月間売上推計は7,000万ドル(約77億円)健闘しています。
またApp Storeでは、今も米国やイギリスといった21の国で国別の売上ランキングトップ10入りを果たしています。なお日本では圏外ながら14位です。
ゲームを開発したナイアンティックは、アプリへの新しい機能の搭載や、捕まえられるポケモンの種類の追加を続けています。アップルのARKitにも対応し、AR機能もリリース当初より強化されています。
ナイアンティックが進めるゲーム・AR機能の改良については、こちらの記事で紹介しています。
(参考)VRFocus
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