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活用事例 2024.04.18

VR×医療トレーニングのOsso VR、Appleの「Vision Pro」向けアプリをリリース。整形外科手術を体感して学ぶ

4月15日、VR医療トレーニングを開発・提供するOsso VRは、Appleの「Vision Pro」向け医療トレーニングアプリ「Osso Health」をリリースしました。コントローラーを使用せず、手や視線、音声入力で操作を行うことで、シームレスにトレーニングを実施します。

VRトレーニング×医療で拡大、Vision Pro向けに提供開始

リリースされた「Osso Health」は、2つの一般的な整形外科手術向けトレーニングを実施できます。学生や医療スタッフは、手術の各ステップを「Vision Pro」を通して確認し、効率的に学習することが可能です。Vision Proの発売後、医療と組み合わせる取り組み・サービスが試みられており、一例としてイギリスのクロムウェル病院と米eXeXは、外科手術の効率化にVision Proを使用しています。

Osso VRは2016年、小児整形外科医のJustin Barad氏らが設立。複数の医療分野にわたってVRトレーニングを提供し、40カ国以上で採用されています。これまでに累計1億ドル以上を調達し規模を拡大、2023年には約180名が勤務していましたが、2024年4月1日には67名のレイオフを発表。主にアートやグラフィック担当スタッフを削減し、将来の成長性から収益性確保への方針転換を進めています。

(参考)Osso VR


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