VRは、現実に近い環境を体験できることから「VR研修」として企業に取り入れられています。今回、日本流の「おもてなし」を学べる企業向けVRコンテンツが登場しました。
VRプロダクトの企画・開発などを手がける株式会社Synamonは、株式会社パソナ、キャプラン株式会社とともに『VRおもてなし研修』を共同開発しました。本コンテンツを通じてVRで日本流の接待を学ぶことができます。
『VRおもてなし研修』は、訪日観光客への接遇機会が生じる「インフォメーションセンター・店内・ホテル・レストラン」といった4つの場面を選択して、日本流の接遇を学習できるサービスとして展開を予定としています。接続は最大4人まで可能。
学習方法は、VR上で受講者と講師が多言語を用いながら、双方向コミュニケーションにより行われます。基礎的なやり取りから様々な応用シーンまで、受講者のレベルと習熟度合いに応じて最適な学習プログラムが提供されるとのことです。VRで動作と音声で資料やアイテムの受け渡しなどといった日本流の「おもてなし」を学ぶことができます。
また、研修会場に関わらず、VRヘッドマウントディスプレイと通信環境があれば手軽に受講することが可能になっているとのこと。
本コンテンツの提供の開始時期は2018年2月を予定としています。初期費用は30万円、月利用料は30万円~(料金は企業規模・対象者数・利用回数により異なる)。
なお、1月17日にパソナグループが行うスポーツイベント「sports.pasona fes」にて、本コンテンツの無料体験イベントが実施されます。
イベント名 |
「sports.pasona fes」 |
日時 |
2018年1月17日(水)15:00~21:00 |
場所 |
パソナグループ JOB HUB SQUARE 1階 |
VRソリューションサービスを活用
本コンテンツは、SynamonのVRソリューション『NEUTRANS』を活用して開発されています。『NEUTRANS』は、誰でも直感的に扱える操作性と、ハイエンド向けVR機器を対象としたVRコンテンツのベースシステムです。