Home » Oculus Go最新情報まとめ、価格・セットアップ方法・おすすめアプリ一覧(2019年2月版)


Oculus Go 2019.02.09

Oculus Go最新情報まとめ、価格・セットアップ方法・おすすめアプリ一覧(2019年2月版)

一体型VRヘッドセット「Oculus Go」は、Oculusが2018年5月に発売した一体型VRヘッドセットです。スマートフォンやPCを使わず、気軽にVR体験ができるデバイスとして、個人から企業まで幅広く利用されています。

本記事では、Oculus Goの購入方法やセットアップ方法、おすすめのゲーム・アプリ、周辺機器などの情報をまとめて紹介します。

目次

1.Oculus Goでできること
2.価格
3.購入方法
4.スペック
5.セットアップ方法
6.Oculus Goのおすすめゲーム・アプリ
7.Oculus Goの周辺機器
8.Oculus Goの最新情報を知りたい人へ

Oculus Goでできること

Oculus GoではVRでの動画視聴VRゲームが体験できます。動画はOculus Go向けに配信されている「YouTube VR」や「Netflix」といったアプリで視聴できるほか、標準搭載のブラウザから動画配信サービスを大画面で視聴できます。

また、VRゲーム・アプリは無料から有料まで豊富なコンテンツが揃っており、毎週その数を増やしています。1人でじっくり遊べるアドベンチャーや、360度から迫りくる恐怖を体験できるホラー、友達と遊べるマルチプレイなどジャンルも充実しています。

価格

Oculus Goは、ストレージの容量が32GBと64GBの2モデルが販売されています。公式サイトでの価格は32GBモデルが23,800円、64GBモデルが29,800円(税および送料込)。容量は、どのような用途でVRを体験したいかによって選ぶとよいでしょう。VRコンテンツ(特にゲーム)は、どうしても容量が重くなりがちなので、ゲームをたくさん遊びたいという人は64GBモデルをオススメします。

購入方法

Oculus GoはOculusの公式サイトAmazon(Oculus正規品)から購入できます。Oculus Goは米国用パッケージには電源アダプターが付属しますが、日本向けには付属しません。機器を充電する際には10W(5V 2A)のACアダプター(要別途購入)が必要となります。

Amazonから購入する場合は、並行輸入などで割高な製品に注意が必要です。AmazonにおけるOculus Goの正規品は、製品名の下に「Oculus」の記載があり、「この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します」と記載されているもののみとなります。他の製品ページにはやや割高な価格で販売されている製品も存在するので、確認してから購入しましょう。価格は32GBモデルが24,624円、64GBモデルが31,104円(税込)です。

スペック

Oculus GoはこれまでのVRヘッドセットの中では、スマートフォンを装着して体験する「Gear VR」や「Daydream」などのVRヘッドセットと同等の機能を一体型で体験できるデバイス、という位置付けです。

トラッキング

3DoF(頭の回転)

手の動き

コントローラーでのポインタ操作

ディスプレイ解像度

2560×1440 5.5インチ
WQHD液晶パネル

リフレッシュレート

60Hz 、72Hz(コンテンツにより変化)

プロセッサ

Snapdragon 821

ストレージ

32GBと64GBの2モデル

ヘッドホン、マイク

両方内蔵

バッテリー持続時間

1時間半〜2時間(ゲームプレイ時)
2時間〜2時間半(動画視聴時)

サイズ

190mm×105mm×115mm

重量

468g

接続

micro-USB

対応プラットフォーム

Oculus Store

セットアップ方法

Oculus Goのセットアップには、Wi-Fi環境とBluetoothをONにしたスマートフォン(iOS、Android)が必要になります。所要時間は5〜10分ほど。こちらの記事で開封からセットアップまでの手順を紹介しています。

Oculus Goおすすめゲーム・アプリ

Oculus Go対応/専用コンテンツは、Oculusが運営する「Oculus Store」から1,000以上リリースされています。Oculus Goを手にして「まず試したい」おすすめのVRゲームやアプリを紹介します。

YouTube VR

「YouTube VR」は、VRヘッドセットで360度動画や180度ステレオ動画などのVR向け動画の視聴をしたり、通常の2D動画を大画面で視聴できる公式アプリです。

アプリはOculus Go向けに画面操作や動画検索などが最適化されており、VR向け動画の場合は細かな操作などがいらず、見たい動画を選択するだけで即座にVRモードで動画が再生されます。

アプリ名

YouTube VR

開発

Google

日本語

対応

価格

無料

Netflix

映画やドラマ、アニメを始め、オリジナル作品も多く配信している動画配信サービス「 Netflix(ネットフリックス)」は、Oculus Go対応の視聴アプリ「Netflix」を配信しています。視聴にはNetflixのアカウントが必要です。

「Netflix 」は、画面サイズを自由に変更することができ、最大視界の両脇が見えなくなるほどの大きさにすることもできます。また、Oculus Goはヘッドバンドがゴム製で寝転んでも邪魔になりにくいことから、Netflixを寝転びながら動画を見ることができるのも魅力の1つです。

アプリ名

Netflix

開発

Netflix

日本語

対応

価格

無料

DMM VR

株式会社DMM.comのVR向け視聴アプリ「DMM VR動画プレイヤー」もOculus Goに対応しています。配信コンテンツは、アイドルやホラー、ミュージカルなど、約4,000作品がラインナップされています。視聴にはDMMのアカウントが必要です。

動画はすぐに視聴可能な「ストリーミング再生」、もしくは高画質・中画質・低画質の中から画質を選べる「ダウンロード再生」が選択できます。

アプリ名

DMM VR動画プレイヤー

開発

DMM.com

日本語

対応

価格

無料

ブラウザ

Oculus Goでの動画視聴は専用アプリだけでなく、ブラウザから「AbemaTV・Amazon Prime Video・DAZN」などの視聴も行えます。

Oculus Goの「ブラウザー」を起動し、ウィンドウの右上「デスクトップをリクエスト」を押して各動画配信サービスにアクセスすることで動画を視聴できます。(モバイル対応している動画配信サービスはPCモードに切り替えなくて視聴できる場合あり)

Virtual Virtual Reality

「Virtual Virtual Reality(V-VR)」は、「VR空間でVRデバイスを付けて操作する」という一風変わったVRアドベンチャーゲームです。 わたしたちがVR体験をする際に行う「VRデバイスを装着する」という動作がストーリーの中に組み込まれており、プレイを進めていく内にどんどんその世界に引き込まれていくような作品となっています。

アプリ名

Virtual Virtual Reality

開発

Tender Claws

日本語

対応

価格

990円

カタンVR

ボードゲームの世界的名作「カタン」のVR版です。マルチプレイにも対応しており、友人とカタンを楽しむことができます。プレイ感は現実にも近く、他のプレイヤーの頭の動きに人間味を感じさせられます。Oculus Riftでアクセスしてるプレイヤーともクロスプラットフォームで同時に話すことができます。

アプリ名

Catan VR

開発

Experiment 7

日本語

未対応

価格

990円

Sisters

「Sisters」は部屋の中で起きる怪奇現象を体験するホラーコンテンツです。題名の通り、不気味な姉妹の人形がプレイヤーに様々な恐怖を与えてきます。基本的に異動はできず、椅子に縛り付けられたかのような状態で、ゾッとするような出来事がいくつも起こります。

作中では自分自身の意思で後ろを振り返らなくてはならないことも……。どんな恐怖が待ち受けているのかは、体験してのお楽しみです。

「Sisters」のGear VR版の体験レビューはこちら

アプリ名

Sisters:A VR Ghost Story

開発

Otherworld Interactive

日本語

未対応

価格

無料

Art Plunge Preview

「Art Plunge Preview」は、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」やフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」など、有名な絵画の世界の中に入ることができます。VRで絵を見る美術館ではなく、「絵の中に入り込み、名画の世界を体験する」というコンテンツです。

絵画の中の人物も呼吸をするように動いており、絵画のタッチもあいまって独特の存在感を放っています。残念ながら日本語は非対応なものの、英語をあまり読むことはないので問題なく楽しめます。本コンテンツはプレビュー版となっており、製品版の「Art Plunge」は190円で販売されています。

アプリ名

Art Plunge Preview

開発

Space Plunge

日本語

未対応

価格

無料

ホームスターVR

「ホームスターVR」は、全世界で100万台以上を販売した家庭用プラネタリウムをVRで体験できるコンテンツです。地球上の好きな場所、好きな日時を選んで星空を観測できる「世界の星空タイムトラベル」、星座や神話の解説を楽しめる「VR天体プラネタリウム」、世界の星空絶景スポット全7ヶ所を巡ることができる「満天の星空セレクション」の3モードで360度広がる星空を楽しめむことができます。

「ホームスターVR」のPlayStation VR版の体験レビューはこちら

アプリ名

ホームスターVR

開発

ポケット

日本語

対応

価格

790円

Sphere Toon

「Sphere Toon」は、VRでホラーやミステリー、SFといった漫画の世界を体験できるコンテンツです。リリース時は日本語に対応していませんでしたが、2019年2月現在は対応済となりました。

各作品は動きのある漫画のコマ割りのようなカットと、360度見回すことができる風景の2種類の組み合わせで構成されています。VRヘッドセットを装着して見てみると、どちらもキャラクターや吹き出し、オブジェクトなどが重なって配置されており、普通のコミックスや電子媒体で読むのとは一味違った、立体感のある体験ができます。

アプリ名

Sphere Toon VR Comic

開発

Studio HORANG

日本語

対応

価格

無料

周辺機器

Oculus Goを持ち運ぶ公式ケース

Oculusは、Oculus Goや付属のコントローラーを収納できるキャリングケースを販売しています。価格は4,000円(送料、税込)です。キャリングケースはデバイスを包み込むようにデザインされています。内側にはクッション素材が使用されており、ヘッドセット本体とケーブルやコントローラー、充電器などを分けて収納できるようになっています。

公式ケースとAmazonで買えるケースを比較した記事はこちら

鼻の周りの隙間には「接顔パーツ(フィット)」

Oculus Goは、鼻が高い欧米人向けに設計されているのか、「鼻が低い骨格の人が装着すると、鼻のあたりに隙間が空いてしまう」といった事が起こりがちです。公式ストアでは、こうした問題を解消するために、鼻が低く頬骨が高い(または広い)ユーザー用に設計された、交換用接顔パーツ「接顔パーツ(フィット)」を販売しています。価格は2,500円(送料、税込)。

Oculus Goの最新情報を知りたい人へ

MoguLiveでは、日々Oculus Goに関するニュース、ソフトリリース情報などを掲載しています。もっとOculus Goのことを知りたい!という方は、下記をチェックしてみてください。

Oculus Goに関する記事一覧(MoguLive)


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード